Windows または Linux ホスト システムに Workstation Pro をインストールすると、ブリッジ ネットワーク(VMnet0)が設定されます。複数のネットワーク アダプタが存在するホスト システムに Workstation Pro をインストールする場合、複数のブリッジ ネットワークを構成できます。

たとえば、ホスト システムに 2 つのネットワーク アダプタがあり、それぞれが異なるネットワークに接続されている場合、このホスト システム上の仮想マシンから両方のネットワーク アダプタにブリッジして、任意の物理ネットワークまたは両方の物理ネットワークにアクセスできます。

前提条件

  • ブリッジ先に使用できるネットワーク アダプタがホスト システムに存在することを確認してください。使用可能なホスト ネットワーク アダプタのすべてが VMnet0 からブリッジされている場合(デフォルトの設定)は、この設定を変更してアダプタを使えるようにします。VMnet0 のブリッジ ネットワーク設定の変更を参照してください。
  • Windows ホストの場合は、Administrator ユーザーとしてログインします。仮想ネットワーク エディタでネットワーク設定を変更できるのは Administrator ユーザーのみです。
  • Linux ホストの場合は、root としてログインします。仮想ネットワーク エディタを使うには、root のパスワードを入力する必要があります。

手順

  1. [編集] > [仮想ネットワーク エディタ] を選択します。
  2. [ネットワークの追加] をクリックして、追加するネットワークを選択します。
    VMnet2 ~ VMnet7 上にカスタム ブリッジ ネットワークを作成できます。Windows ホストの場合は、VMnet9 も使用できます。Linux の場合は、さらに VMnet10 ~ VMnet255 まで使用できます。
  3. 新しい仮想ネットワークを選択し、[ブリッジ(VM を外部ネットワークに直接接続)] を選択します。
  4. [ブリッジ先] ドロップダウン メニューからブリッジ先のホスト ネットワーク アダプタを選択します。
  5. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。