FreeBSD 仮想マシンの場合は、手動でインストールするか、またはコマンド ラインを使用して VMware Tools をアップグレードします。
VMware Tools をアップグレードする前に、仮想マシンが実行される環境を考慮し、さまざまなアップグレード方法のメリットを検討します。たとえば、最新バージョンの VMware Tools をインストールして、仮想マシンのゲスト OS のパフォーマンスを向上させて仮想マシンの管理機能を強化したり、既存のバージョンを引き続き使用して、環境における柔軟性を高めてダウンタイムを回避したりすることができます。
前提条件
- 仮想マシンをパワーオンします。
- ゲスト OS が実行中であることを確認します。
- VMware Tools インストーラは Perl で記述されているため、ゲスト OS に Perl がインストールされていることを確認します。
手順
- ホストの Workstation Pro メニュー バーから、 を選択します。
古いバージョンの VMware Tools がインストールされている場合は、メニュー項目は
[VMware Tools のアップデート] になります。
- 仮想マシンで、root としてゲスト OS にログインし、ターミナル ウィンドウを開きます。
- ディストリビューションが自動的に CD-ROM をマウントしない場合は、VMware Tools の仮想 CD-ROM イメージをマウントします。
たとえば、
mount /cdrom と入力します。
- 作業ディレクトリ(/tmp など)に変更します。
cd /tmp
- VMware Tools の tar ファイルを untar します。
tar zxpf /cdrom/vmware-freebsd-tools.tar.gz
- ディストリビューションが自動マウントを使用しない場合は、VMware Tools の仮想 CD-ROM イメージをマウント解除します。
- インストーラを実行して VMware Tools を構成します。
cd vmware-tools-distrib
./vmware-install.pl
通常、インストーラ ファイルの実行が終了した後に、vmware-config-tools.pl 構成ファイルが実行されます。
- 使用する構成として適切である場合は、プロンプトに従ってデフォルト値をそのまま使用します。
- スクリプトの最後の指示に従います。
使用する機能に応じて、これらの指示には X セッションの再開、ネットワーク処理の再開、再ログイン、および VMware ユーザー プロセスの開始などが含まれます。または、ゲスト OS を再起動してこれらのタスクを実行することもできます。
次のタスク
新しい仮想ハードウェア バージョンが仮想マシンで使用可能な場合は、仮想ハードウェアをアップグレードします。