仮想マシンを作成すると、Workstation Pro はその仮想マシンに一組のファイルを作成します。仮想マシン ファイルは仮想マシン ディレクトリまたはワーキング ディレクトリに保存されます。いずれのディレクトリも通常ホスト システムにあります。

表 1. 仮想マシン ファイル

拡張子

ファイル名

説明

.vmx

vmname.vmx

仮想マシン設定を保存する主要構成ファイルです。旧バージョンの Workstation Pro を使用して Linux ホストで仮想マシンを作成した場合は、このファイルに拡張子 .cfg が付けられていることがあります。

.log

vmname.log

または

vmware.log

主要なログ ファイルです。問題のトラブルシューティングが必要な場合、このファイルを参照します。このファイルは、.vmx ファイルと同じディレクトリに保存されます。

.nvram

vmname.nvram

または

nvram

仮想マシンの BIOS の状態を保存する NVRAM ファイルです。このファイルは、.vmx ファイルと同じディレクトリに保存されます。

.vmdk

vmname.vmdk

仮想マシンのハード ディスク ドライブの内容を保存する仮想ディスク ファイルです。このファイルは、.vmx ファイルと同じディレクトリに保存されます。

仮想ディスクは、1 個または複数の仮想ディスク ファイルで構成されます。仮想マシン設定には、一組のファイルのうち最初のファイルの名前が表示されます。このファイルには、他のファイルへのポインタが含まれます。

仮想ディスクを作成したときに全ディスク領域を割り当てるよう指定した場合、これらのファイルには最初から最大領域が割り当てられ、後でサイズが拡大することはありません。ほとんどすべてのファイルの内容は仮想マシンのデータです。ファイルのごく一部は、仮想マシン オーバーヘッドに割り当てられます。

仮想マシンが直接物理ディスクに接続されている場合、仮想ディスク ファイルは、仮想マシンがアクセスを許可されたパーティションに関する情報を保存します。

注:

VMware 製品の旧バージョンでは、仮想ディスク ファイルに .dsk 拡張子を使用しています。

vmname-s###.vmdk

ファイルのサイズ拡大を許可している場合は、ファイル名の番号に s が付きます(Windows 7-s001.vmdk など)。

仮想ディスクを 2 GB ずつのファイルに分割するように指定している場合は、ファイル数は仮想ディスクのサイズによって決定されます。仮想ディスクにデータが追加されると、各ファイルのサイズも最大 2 GB まで拡大します。

vmname-f###.vmdk

ディスク作成時にすべてのディスク領域が割り当てられた場合は、ファイル名には f が付きます(Windows 7-f001.vmdk など)。

vmname-disk-###.vmdk

仮想マシンに 1 つ以上のスナップショットが設定されると、一部のファイルは Redo ログ ファイルとなります。Redo ログ ファイルは、仮想マシンの実行中に仮想ディスクに行った変更を保存します。ファイル名の重複を避けるため、ファイル名の### の箇所には Workstation Pro によって独自のサフィックスが付けられます。

.vmem

uuid.vmem

ホスト ファイル システム上にあるゲストのメイン メモリをバックアップする仮想マシンのページ ファイルです。このファイルは、仮想マシンが実行されているか、または仮想マシンが無効になっている場合にのみ存在します。ワーキング ディレクトリに保存されます。

snapshot_name_number.vmem

パワーオン状態の仮想マシンの各スナップショットには関連する .vmem ファイルがあり、スナップショットの一部として保存されたゲスト OS のメイン メモリを含んでいます。

.vmsd

vmname.vmsd

スナップショットの情報とメタデータを保存する集中ファイルです。ワーキング ディレクトリに保存されます。

.vmsn

vmname.Snapshot.vmsn

スナップショットを設定した時点の仮想マシンの実行状態を記録する、スナップショットの状態ファイルです。ワーキング ディレクトリに保存されます。

vmname.Snapshot###.vmsn

スナップショットの状態を記録するファイルです。

.vmss

vmname.vmss

サスペンドされている仮想マシンの状態を保存するサスペンド状態ファイルです。ワーキング ディレクトリに保存されます。

以前の VMware 製品の中には、サスペンド状態のファイルに .std 拡張子を使用するものもあります。

ロック ファイルなど他のファイルも仮想マシン ディレクトリに存在する場合があります。一部のファイルは、仮想マシンの実行中にのみ存在します。