上級ユーザーであれば、NAT 構成ファイルを編集して、NAT の設定を変更できます。

NAT 構成ファイルの場所は、ホスト OS によって異なります。

表 1. NAT 構成ファイルの場所
ホスト OS NAT 構成ファイルの場所
Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012 R2、Windows 7、Windows 8、または Windows 10 C:\ProgramData\VMware\vmnetnat.conf
Linux /etc/vmware/vmnet8/nat/nat.conf

NAT 構成ファイルは複数のセクションに分かれており、各セクションがそれぞれ NAT デバイスの一部を構成しています。セクションの先頭は、[dns] のように角括弧の付いたテキストで示されます。各セクションには、1 つ以上の構成パラメータが指定されています。構成パラメータの形式は、ip = 192.168.27.1/24 です。

Windows ホスト システムでは、仮想ネットワーク エディタを使用して NAT 構成を変更できます。NAT 構成ファイルを編集する必要はありません。Linux ホスト システムでは、NAT 構成ファイルを編集して NAT 構成を変更します。

重要: NAT 構成ファイルのバックアップ コピーを作成してください。NAT 構成ファイルを編集した後で、仮想ネットワーク エディタを使用すると、編集内容が失われる可能性があります。