VMware Workstation Server は、Workstation Pro ホスト システムで実行するサービスです。リモート Workstation Pro ユーザーは、ホスト システムで共有仮想マシンを実行すると VMware Workstation Server に接続されます。
Windows ホストの VMware Workstation Server は、VMware Workstation Server サービスと呼ばれます。Linux ホストでは、vmware-workstation-server になります。
Workstation Pro をインストールするときに、仮想マシンの共有およびリモート アクセスはデフォルトで有効になっており、ホスト システムの起動時に VMware Workstation Server が起動します。Workstation Pro が起動すると、現在ログインしているユーザーの認証情報を使用して、VMware Workstation Server に接続します。
リモート Workstation Pro ユーザーは、ホスト システムの HTTPS ポート 443 を介して VMware Workstation Server に接続されます。Workstation Pro をインストールするときや Workstation Pro をインストールした後に、共有仮想マシンの Workstation Pro 設定を変更して、VMware Workstation Server のポートを変更できます。
共有仮想マシンは、仮想マシン ライブラリの[共有 VM] アイテムの下に表示されます。仮想マシンの共有が無効化されている場合や、現在のユーザーに VMware Workstation Server に接続する権限がない場合には、[共有 VM] アイテムが非アクティブになります。
仮想マシンの共有が無効化されているときに、[共有 VM] アイテムをクリックすると、Workstation Pro から仮想マシンの共有を有効化する方法を説明するメッセージが返されます。ユーザーに適切な権限がないために [共有 VM] アイテムが非アクティブになっている場合、ログイン ダイアログ ボックスが表示され、VMware Workstation Server に接続する権限があるユーザーとしてログインできます。