1 つの仮想マシンには最大 3 つの双方向パラレル ポート(LPT ポート)を接続できます。仮想パラレル ポートは、パラレル ポートまたはホスト システム上のファイルに出力できます。
パラレル ポートは、プリンタ、スキャナ、ドングル、ディスク ドライブなど、さまざまなデバイスで使用されます。これらのデバイスはホスト システムに接続できますが、パラレル ポートを介して仮想マシンに確実に接続できるのはプリンタのみです。
Workstation Pro は PS/2 ハードウェアの部分的なエミュレーションのみを提供しています。物理ポートに接続されているデバイスが要求する割り込みは、仮想マシンには伝達されません。ゲスト OS とポート間のデータの転送に Direct Memory Access(DMA)を使用することはできません。このため、パラレル ポートに接続されるデバイスがすべて正常に動作するとは限りません。仮想パラレル ポートを介して、パラレル ポート ストレージやその他のタイプのパラレル ポート デバイスを仮想マシンに接続しないようにしてください。
前提条件
手順
- 仮想マシンを選択して、 を選択します。
- [ハードウェア] タブで [追加] をクリックします。
- [新規ハードウェア] ウィザードで [パラレル ポート] を選択します。
- 仮想パラレル ポートの出力送信先を選択します。
オプション 説明 物理パラレル ポートを使用する ホスト システム上のパラレル ポートを選択します。 出力ファイルを使用 仮想パラレル ポートからの出力をホスト システム上のファイルに送信します。既存の出力ファイルの位置を指定するか、またはディレクトリを参照し、ファイル名を入力して新しい出力ファイルを作成します。 - 仮想マシンのパワーオン時に仮想パラレル ポートを仮想マシンに接続するには、[パワーオン時に接続する] を選択します。
- [完了] をクリックすると、仮想マシンに仮想パラレル ポートが追加されます。
結果
仮想マシンにパラレル ポートが構成されている場合、ほとんどのゲスト OS は、インストール時にポートを検出し、必要なドライバをインストールします。Linux などのいくつかのオペレーティング システムは、起動時にポートを検出します。