仮想マシンで VMware Tools を更新する方法を構成できます。ゲスト OS の時計とホストの時計を同期するかどうかも構成できます。

VMware Tools 更新オプション

仮想マシンの VMware Tools 更新オプションは、Linux と Windows ゲスト OS 上の VMware Tools を自動的に更新するための Workstation Pro の環境設定を上書きします。

選択した仮想マシンの VMware Tools 更新を構成するには、[VM] > [設定] を選択して [オプション] タブをクリックし、[VMware Tools] を選択します。

注: 自動更新は、Workstation 5.5 以前または VMware Server 1.x などの、古いバージョンの VMware 製品で作成された仮想マシンに組み込まれているバージョンの VMware Tools はサポートしていません。
表 1. VMware Tools 更新オプション
オプション 説明
[手動で更新する(何もしない)] VMware Tools を手動で更新する必要があります。新しいバージョンの VMware Tools を利用可能であることを示すメッセージが、ゲスト OS のステータス バーに表示されます。
[自動的に更新する] VMware Tools の新しいバージョンが利用可能になったときに自動的に更新されます。ステータス バーに更新が進行中であることが示されます。
[アプリケーションのデフォルトを使用する(現在は自動更新)] デフォルトの VMware Tools 更新の設定を使用します。
注: 共有仮想マシンまたはリモート仮想マシンにはこのオプションを構成できません。

VMware Tools の更新をインストールするには、最初に VMware Tools をインストールしたときと同じ手順を実行します。

時刻同期

VMware Tools の時刻同期機能を有効にすると、VMware Tools は 1 分に 1 回ゲスト OS の時計がホスト OS の時計に一致しているかどうかを確認します。一致していない場合は、ゲスト OS の時計がホストの時計と一致するよう同期がとられます。

Linux および Mac OS X 用の NTP (Network Time Protocol) や、Windows 用の Win32Time (Microsoft Windows Time Service) といったネイティブの時刻同期ソフトウェアは通常、VMware Tools の定期的な時刻同期よりも正確であるため、それらの使用が推奨されます。