仮想マシンのモニタの解像度設定を指定したり、複数のモニタを構成したり、グラフィックス アクセラレーション機能を選択できます。複数モニタ機能は、仮想マシンがフル スクリーン モードのときに使用できます。
Windows ゲストの場合、 DirectX 9 グラフィックス アクセラレーションを使用するには、ゲスト OS システムが Windows XP 以降である必要があります。DirectX 10 グラフィックス アクセラレーションを使用するには、ゲスト OS が Windows Vista 以降である必要があります。
前提条件
- 最新バージョンの VMware Tools がゲスト OS にインストールされていることを確認します。
- 仮想マシンのゲスト OS が、Windows XP 以降または Linux であることを確認してください。
- DirectX 9 または DirectX 10 グラフィックス アクセラレーションを使用する場合は、ホスト システム側で準備します。3D グラフィックス アクセラレーションを使用するためのホスト システムの準備を参照してください。
- Windows 8.1 (Update 2) または Windows 10 を使用している場合、Workstation Pro は各モニタの DPI を検出し、ホストの DPI に一致するように仮想マシンのディスプレイを調節します。
手順
- 仮想マシンを選択して、 を選択します。
- [ハードウェア] タブで [ディスプレイ] を選択します。
- (オプション) DirectX 9 または DirectX 10 グラフィックス アクセラレーションを使用したアプリケーションを実行する場合は、[3D グラフィックのアクセラレーション] を選択します。
- ホストの設定でモニタの数を決めるかどうかを指定します。
オプション |
説明 |
[モニタでホストの設定を使用] |
この設定を選択した場合、SVGA ドライバは境界ボックスが最大幅 3840、最大高さ 1920 の 2 台のモニタを使用します。仮想マシンは、1920 x 1200 の 2 台以上のモニタが並列トポロジ、通常および回転の両方向に構成されます。ホスト システムのモニタが 2 台を超える場合、仮想マシンは、代わりにホスト システムのモニタ数を使用します。ホスト システムの境界ボックスがデフォルトの幅または高さより大きい場合、仮想マシンは大きい方のサイズを使用します。ほとんどの場合、この設定を選択することをお勧めします。 |
[モニタ設定を指定] |
ホスト システムのモニタ数に関係なく、仮想マシンが識別するモニタ数を設定します。この設定は、複数モニタのホスト システムを使用し、モニタが 1 台のみの仮想マシンのテストが必要な場合に便利です。また、仮想マシンで複数モニタのアプリケーションを開発していて、ホスト システムのモニタが 1 台のみの場合にも便利です。仮想マシンをパワーオンすると、ゲスト OS では指定したモニタ数が識別されるようになります。リストから解像度を選択します。または、幅 x 高さ の形式で設定を入力します。幅 と 高さ の単位はピクセル数です。
注: リモート仮想マシンには解像度設定は構成できません。
|
- (オプション) ドロップダウン メニューを使用して、グラフィックス メモリに使用できるゲストの最大メモリを選択します。ビデオ メモリのデフォルト設定はゲスト OS によって異なります。
ゲスト OS |
デフォルト |
Windows 7 以降 |
1 GB |
Windows XP 以前 |
512 MB |
Linux |
768 MB |
注:
.vmx
ファイルを手動で編集して仮想マシンのメモリ サイズを変更した場合は、
.vmx
ファイルに入力した値が
[Custom] とラベル付けされて表示されます。
- 仮想マシンの表示を拡張できるようにするには、[仮想マシンでユーザー インターフェイス サイズを自動的に調整] チェック ボックスを選択します。
- [OK] をクリックして、変更内容を保存します。