VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.1| 2016 年 10 月 27 日 | ビルド 4542065 最終更新日:2016 年 10 月 27 日 リリース ノートの追加と更新を確認してください。 |
リリース ノートの概要
VMware Workstation Pro について
VMware Workstation Pro では、技術者が複数の x86 ベースの Windows、Linux、および他のオペレーティング システムを同じ PC で同時に実行してソフトウェアを開発、テスト、デモ、および導入できます。
仮想マシンが個人用 PC またはプライベート エンタープライズ クラウドのいずれにあっても、仮想マシンでサーバ、デスクトップ、およびタブレット環境を複製し、複数のプロセッサ コア、数 GB のメイン メモリとグラフィック メモリを各仮想マシンに割り当てることができます。
製品の詳細については、VMware Workstation Pro ドキュメントを参照してください。また、本バージョンの詳細については VMware Workstation 12 Pro ドキュメント センターを参照してください。
新機能
VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.1 は、すべての VMware Workstation 12 Pro ユーザーに無料で提供されるアップグレードです。それには、バグ修正、セキュリティ更新およびパフォーマンスの向上が含まれています。
以前のリリース
以前にリリースされた VMware Workstation Pro の機能と既知の問題は、各リリース ノートに記載されています。VMware Workstation 12 Pro の以前のリリースについては、該当する次のリリース ノートをご確認ください。
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.1.1
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.1
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.0.1
- VMware Workstation 12 Pro
既知の問題
- 複数のモニターを使用すると、Ubuntu 16.10 仮想マシンが動作しない
Ubuntu 16.10 仮想マシンで複数のモニター使用する際に、黒い画面が表示されたり、1 つのモニターにすべてのディスプレイが表示される場合があります。3 つ以上のモニターを繰り返して表示すると、この問題が発生する場合があります。この問題は、VMware Tools や open-vm-tools を使用すると発生する場合があります。
回避策:仮想マシンを再起動して、再びモニターを繰り返して表示してみます。
- Linux カーネル バージョン 4.7 以上を実行する仮想マシンは、インテル CPU を備えたホスト上でクラッシュしたりハングしたりする場合がある
Linux カーネル バージョン 4.7 以上を実行する仮想マシンは、インストール中やパワーオンの間に、intel_powerclamp ドライバのクラッシュによってクラッシュする場合があります。この問題は Ubuntu 16.10 で報告されましたが、これは一般的な Linux カーネルの問題です。
回避策:VMware は、OS ベンダーと協力してそれぞれのカーネルを修正します。修正が有効になるまで、intel_powerclamp ドライバをブラックリストに載せて、バグコードをロードされないようにします。
ドライバをブラックリストに載せるには次のようにします。
カーネル コマンドライン オプション
modprobe.blacklist=intel_powerclamp
をゲスト OS のデフォルト グラブ構成に追加するか、あるいは起動時のグラブ メニューで直接追加します。 - VMware Tools サービスが、Ubuntu 16.10 ゲストで起動しない
Ubuntu 16.10 ゲストで VMware Tools をインストールすると、VMware Tools サービスが起動しません。その結果、共有フォルダなどの VMware Tools サービスによって提供される機能が使用できません。
回避策:ゲストのオペレーティング システムで、手動で VMware Tools サービスを起動してください。
ゲスト マシンにログインして、次のコマンドを入力します。
sudo systemctl start vmware-tools.service
- Windows ホスト OS から VMware Workstation をアンインストールしても、一部のドライバ ファイルが削除されない
VMware Workstation をアンインストールした後、ドライバ関連の次のファイルが Windows ホスト OS に残ったままになります。
場所:C:\Windows\System32\drivers
hcmon.sys
vmci.sys
vmx86.sys
vmkbd.sys
(拡張キーボード ドライバがインストールされていた場合)
回避策:
C:\Windows\System32\drivers
に移動し、hcmon.sys
、vmci.sys
、vmx86.sys
、およびvmkbd.sys
を削除します。
解決した問題
- ブリッジ ネットワーキングが動作しない
仮想ネットワーク エディタの VMnet8 や VMnet1 を削除すると、ホストの再起動後はブリッジ ネットワーキングを使用できません。この問題は、Workstation 12.5 にアップグレードすると発生する場合があります。
この問題は解決されています。
- vmrun コマンドは、RHEL 6.8 および CentOS 6.8 ホストで失敗する
RHEL 6.8 または CentOS 6.8 ホスト マシンで vmrun コマンドを実行しようとするとエラーになります。
この問題は解決されています。
- hostd サーバが RHEL 6.8 ホストで起動しない
RHEL 6.8 ホスト マシンに Workstation 12.5 をインストールすると、vmware-hostd を起動できません。その結果、共有仮想マシンは使用できません。
この問題は解決されています。
- パワーオンの際に、EFI ファームウェア使用の仮想マシンはクラッシュする場合がある
BIOS の代わりに EFI ファームウェアを使用する仮想マシンをパワーオンする際に、
0xc0000374 (ヒープ破壊)
例外によって、仮想マシンはクラッシュする場合があります。この問題は解決されています。
- Windows ホスト OS から VMware Workstation をアンインストールしても、一部のドライバ ファイルが削除されない
VMware Workstation をアンインストールした後、ドライバ関連の次のファイルが Windows ホスト OS に残ったままになります。
場所:C:\Program Files\Common Files\VMware\Drivers\vmci\device
vmciver.dll
この問題は解決されています。