VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.3 | 2017 年 3 月 9 日 | ビルド 5115892 最終更新日:2017 年 3 月 9 日 リリース ノートの追加と更新を確認してください。 |
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。VMware Workstation Pro について
VMware Workstation Pro では、技術者が複数の x86 ベースの Windows、Linux、および他のオペレーティング システムを同じ PC で同時に実行してソフトウェアを開発、テスト、デモ、および導入できます。
仮想マシンが個人用 PC またはプライベート エンタープライズ クラウドのいずれにあっても、仮想マシンでサーバ、デスクトップ、およびタブレット環境を複製し、複数のプロセッサ コア、数 GB のメイン メモリとグラフィック メモリを各仮想マシンに割り当てることができます。
製品の詳細については、VMware Workstation Pro ドキュメントを参照してください。また、本バージョンの詳細については VMware Workstation 12 Pro ドキュメント センターを参照してください。
新機能
VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.3 は、すべての VMware Workstation 12 Pro ユーザーに無償で提供されるアップグレードです。それには、バグ修正、セキュリティ更新およびパフォーマンスの向上が含まれています。
以前のリリース
以前にリリースされた VMware Workstation Pro の機能と既知の問題は、各リリース ノートに記載されています。VMware Workstation 12 Pro の以前のリリースについては、該当する次のリリース ノートをご確認ください。
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.2
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5.1
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.5
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.1.1
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.1
- VMware Workstation 12 Pro バージョン 12.0.1
- VMware Workstation 12 Pro
既知の問題
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VMware Tools インストーラが失敗し、FreeBSD 11.0 仮想マシンにエラー メッセージが表示される
FreeBSD 11.0 仮想マシンでは、VMware Tools インストール プロセスの最後に、ゲスト メモリ マネージャおよびブロッキング ファイル システム サービスが起動に失敗したことをインストーラが示します。
回避策:ありません。- VMware Tools をインストールします。
- /usr/local/bin/vmware-config-tools.pl が呼び出されるのを回避するには、以下の質問に対して [いいえ] と答えます:このプログラムからコマンドを呼び出すようにしますか?
- 次の構成スクリプトを実行します:/usr/local/bin/vmware-config-tools.pl --skip-stop-start
- 次のコマンドを実行します:echo "answer VMMEMCTL_CONFED no" >> /etc/vmware-tools/locations
- 次のコマンドを使用して VMware Tools を起動します:/usr/local/etc/rc.d/vmware-tools.sh star
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インストールのグラフィカル ユーザー インターフェイスが Fedora 25 ホストで起動しない
Fedora 25 ホストに Workstation Pro をインストールする場合、システムが次のエラー メッセージを表示してインストールのインターフェイスが起動に失敗することがあります:ユーザー インターフェイスの初期化に失敗しました。終了しています。詳細はログを確認してください。
回避策:Fedora 25 ホスト上でターミナルを起動し、次のコマンドを実行します:sudo dnf install ncurses-compat-libs。これで、Workstation Pro をコンソール モードでインストールすることができます。
解決した問題
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Workstation Pro は、カーネル 4.9.0 を使用する Linux プラットフォームでの起動に失敗する
カーネル 4.9.0 を使用する Linux プラットフォーム上で Workstation Pro を起動しようとすると、仮想マシン モニタ (vmmon) および仮想ネットワーク デバイス (vmnet) モジュールがビルドに失敗し、ダイアログ ボックスに次のエラーが表示されます:サービスを起動できません。
この問題は解決されています。
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Workstation Pro ユーザー インターフェイスが Workstation 12 Pro バージョン 12.5 でクラッシュし、エラーを表示することがある
Workstation Pro ユーザー インターフェイスがクラッシュして次のエラーが表示されます:VMware Workstation で回復不能なエラーが発生しました:(vmui) 例外 0xc000005(アクセス違反)が発生しました
この問題は解決されています。
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USB パススルー モードの仮想マシンで、USB 仕様に準拠しない USB デバイスを使用すると、ゲストが使用不能になる
USB 仕様に準拠しない USB デバイス(Broadcom 5880 スマート カード リーダーなど)を Windows 7 または Windows 10 ゲスト OS にパススルーしようとすると、デバイスによってゲスト CPU 使用率が最大レベルまで増加し、ゲストが使用不能になります。
この問題は解決されています。
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パラレル ポートを仮想マシンに接続することができない
パラレル ポートを物理パラレル ポートにマップしようとすると、仮想マシンでパラレル ポートを使用することができません。[仮想マシン] > [設定] の順に選択したときにリストされる接続パラレル ポートによって次のエラーが発生します:LPT1 の VMparport ドライバを開くことができません:指定したファイルが見つかりません。
この問題は解決されています。
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仮想マシンに Active Braille デバイスを接続すると失敗する
Workstation Pro ユーザーが [仮想マシン] > [取外し可能デバイス] の順に選択して仮想マシンに Active Braille デバイスを接続しようとすると失敗し、「ドライバ エラー」メッセージがメッセージ ログに表示されます。また、ゲスト OS にはデバイスの記録が表示されません。
この問題は解決されています。
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ユーザーがゲスト OS でアクティブ FTP を実行した後、vmnat.exe プロセスがホストの TCP ポートを使用し続ける
ユーザーがゲスト上でアクティブ FTP を実行するときに、vmnat.exe プロセスはホスト上で新しい TCP ポートを消費します。FTP セッションが終了しても、プロセスは TCP ポートを解放しません。
この問題は解決されています。
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VMware Tools 10.0.10 を実行する Windows XP ゲスト OS で ThinPrint テクノロジーが動作しない
ユーザーが VMware Tools 10.0.10 を実行する Windows XP ゲストを使用する場合、ThinPrint テクノロジーによってゲストにマップされたホスト プリンタがユーザーに表示されません。
この問題は、VMware Tools 10.0.12 を新規インストールすることで解決されました。VMware Tools 10.0.10 から 10.0.12 へのアップグレードでは問題は解決しません。