Workstation Pro のディスプレイの環境設定の構成で、すべての仮想マシンを Workstation Pro のウィンドウに合わせて調整するディスプレイ設定の方法を制御できます。これらの調整は、Workstation Pro のウィンドウのサイズを変更したり、ゲスト OS 内のディスプレイ設定を変更した場合に必要となります。

前提条件

最新バージョンの VMware Tools がすべてのゲスト OS にインストールされていることを確認します。

手順

  1. [編集] > [環境設定] を選択して、[ディスプレイ] を選択します。
    Windows 8.1 (Update 2) または Windows 10 を使用している場合、 Workstation Pro は各モニタの DPI を検出し、ホストの DPI に一致するように仮想マシンのディスプレイを調節します。
  2. 自動調整オプションを構成します。
    オプションは、1 つ または両方を選択できます。選択しないこともできます。
    オプション 説明
    [ウィンドウを合わせる]

    仮想マシンのディスプレイ設定が変更されたときに、アプリケーション ウィンドウのサイズを仮想マシンのディスプレイ設定に合わせて変更します。

    [ゲストをウィンドウに合わせる]

    アプリケーション ウィンドウのサイズが変更されたときに、仮想マシンの設定をアプリケーション ウィンドウに合わせて変更します。

  3. フル スクリーン オプションを選択します。
    オプション 説明
    [ゲストをウィンドウに合わせる(ゲストの解像度を変更)]

    仮想マシンの解像度設定は、フル スクリーン モードで実行中、ホスト システムのディスプレイ設定に合わせて変更されます。

    [ゲストを拡大(解像度を変更しない)]

    このオプションは、Linux ホストでのみ使用できます。

    仮想マシンの解像度設定はそのままで、フル スクリーン表示に変更されます。たとえば低い解像度でのみ実行できる古いコンピュータ ゲームをプレイしている場合など、解像度を低いままにする必要がある場合には、この設定を選択します。

    [ゲストを中央に表示(解像度を変更しない)]

    フル スクリーン モードで実行中、ホスト システムと仮想マシンはそれぞれのディスプレイ設定を保持します。

  4. メニューおよびツール バーのオプションを選択します。
    オプションは、1 つ以上選択できます。選択しないこともできます。
    オプション 説明
    [パワー コントロールに単一のボタンを使用]

    (Windows ホストのみ)この設定が選択されている場合、開始、停止、サスペンド、リセットのパワー コントロールはドロップダウン メニュー形式の単一のボタンでツール バーに表示されます。この設定が選択されていない場合、パワー コントロールの各ボタンがツール バーに表示されます。

    [拡大縮小に単一のボタンを使用]

    この設定を選択すると、[拡大縮小の縦横比を保持][自由に拡大縮小] の表示コントロールは、ドロップダウン メニュー形式の単一のボタンでツールバーに表示されます。この設定が選択されていない場合、拡大縮小コントロールの各ボタンがツールバーに表示されます。

    [ウィンドウ モードのメニュー バーとツールバーを結合]

    Workstation Pro がウィンドウ モードの場合、1 つのバーに Workstation Pro のメニューとツール バーが表示されます。

    [フル スクリーンでツールバーとタブを結合]

    Workstation Pro がフル スクリーン モードの場合、1 つのバーにタブとツールバーが表示されます。

    [フル スクリーンで固定が解除された場合にツール バーのエッジを表示する]

    フル スクリーン ツール バーのエッジを表示します。この設定が選択されていない場合、フル スクリーン ツール バーのエッジは表示されません。フル スクリーン ツール バーは、ユーザーがスクリーン上部近くにポインタ カーソルを合わせると、数秒間表示されます。

  5. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。