Linux ホスト システムで最新バージョンの Workstation Pro にアップグレードするには、Workstation Pro 用の Linux バンドル インストーラを実行します。ほとんどの Linux ディストリビューションでは、Linux バンドル インストーラを実行すると GUI ウィザードが起動されます。Red Hat Enterprise Linux 5.1 など一部の Linux ディストリビューションでは、GUI ウィザードではなくコマンドライン ウィザードがバンドル インストーラによって起動されます。--console オプションを使用してインストーラを実行すると、ターミナル ウィンドウで Workstation Pro をアップグレードできます。
リモート接続および仮想マシンの共有は、Workstation Pro をアップグレードするとデフォルトで有効になります。リモート接続を有効にすると、リモート ホストに接続してリモート仮想マシンを実行できます。仮想マシンの共有を有効にすると、他の Workstation Pro インスタンスからリモートでアクセス可能な仮想マシンを作成できます。
共有仮想マシンは、VMware Workstation Server (vmware-workstation-server)が管理する共有仮想マシン ディレクトリに格納されます。リモート ユーザーは、ホスト システムの HTTPS ポート 443 を介して VMware Workstation Server に接続されます。
アップグレード時に共有仮想マシン ディレクトリを変更したり、他のポートを選択したりするには、--custom オプションを指定する必要があります。Workstation Pro のアップグレード後に共有 VM の Workstation Pro 環境設定を変更することにより、共有仮想マシン ディレクトリの変更、別のポートの選択、リモート接続および仮想マシンの共有の無効化を実行できます。
前提条件
- ホスト システムがホスト システムの要件を満たすことを確認します。Workstation Pro のホスト システム要件を参照してください。
- ライセンス キーが手元にあることを確認してください。
- アップグレードを準備します。アップグレードを開始する前にを参照してください。
- Linux コマンドライン インストール オプションについて理解しておく必要があります。一部の構成設定の指定には --custom オプションを使用する必要があります。Linux コマンド ライン インストール オプションを参照してください。
- ホスト システムへの root アクセス権があることを確認します。
手順
結果
次のタスク
最新機能を使用するには、既存の仮想マシンを新しいバージョンの Workstation Pro にアップグレードする必要があります。仮想マシンのハードウェア互換性の変更を参照してください。
以前のバージョンの Workstation Pro で、仮想ネットワークを特定の物理アダプタまたは仮想アダプタにマップするブリッジ設定を使用していた場合は、マッピングを作成し直します。以前のバージョンの Workstation で作成したチームは、新しいバージョンの Workstation Pro で使用できるように変換します。