VNC サーバとして機能するように仮想マシンを設定している場合は、VNC クライアントにおいて使用するキーボード用の言語を指定できます。デフォルトでは、US101 キーボード マップ(米国英語)が使用されます。
前提条件
- 仮想マシンが VNC サーバとして稼働するように設定されていることを確認します。
- 使用する言語コードを特定します。言語コードを参照してください。
手順
- テキスト エディタで、仮想マシンの構成ファイル(.vmx)を開き、RemoteDisplay.vnc.enabled と RemoteDisplay.vnc.port のプロパティを追加します。
- RemoteDisplay.vnc.enabled に TRUE を設定します。
- RemoteDisplay.vnc.port に使用するポート番号を設定します。
例:
RemoteDisplay.vnc.enabled = "TRUE"
RemoteDisplay.vnc.port = "portnumber"
- 使用するキーマップ ファイルの場所を特定します。
デフォルトのキーマップ ファイルは、次の
Workstation Pro のインストール ディレクトリに含まれています。
ホスト システム |
キーマップ ファイルの場所 |
Windows 7、Windows 8、および Windows 10 のホスト |
C:\ProgramData\VMware\vnckeymap |
Linux ホスト |
/usr/lib/vmware/vnckeymap |
- 仮想マシンの構成ファイル(.vmx)にキーマップ ファイルの場所を指定するプロパティを追加します。
オプション |
説明 |
Workstation Pro のインストール ディレクトリに含まれるデフォルトのキーマップ ファイルを使用する |
RemoteDisplay.vnc.keyMap = "xx" を追加します。xx は使用する言語のコード(たとえば、日本語の場合は jp)です。 |
別の場所のキーボード マップ ファイルを使用する |
RemoteDisplay.vnc.keyMapFile = "filepath" を追加します。filepath はファイルの絶対パスです。 |
- 仮想マシンを起動し、VNC クライアントから接続します。