仮想マシンに MAC アドレスを手動で割り当てることができます。
MAC アドレスを割り当てておくと、仮想マシンを移動した場合でも、パワーオンのたびに同じアドレスが仮想マシンに確実に割り当てられます。また、ネットワーク環境で各仮想マシンに一意な MAC アドレスが確実に提供されます。
手順
- テキスト エディタを使用して、仮想マシンの構成ファイル (.vmx) から次のオプションを削除します。
ethernet[n].generatedAddress
ethernet[n].addressType
ethernet[n].generatedAddressOffset
上記のオプションで、[n] には仮想ネットワーク アダプタの番号が入ります。
- .vmx ファイル内の UUID 行の上に、ethernet[n].address オプションを追加し、その値として MAC アドレスを設定します。
例:
ethernet[n].address = 00:50:56:XX:YY:ZZ
この行で、4 番目の番号のペア (XX) は 00h ~ 3Fh までの有効な 16 進数でなければなりません。また、YY および ZZ は 00h ~ FFh までの有効な 16 進数でなければなりません。必ずこの形式を使用する必要があります。Workstation Pro の仮想マシンは、任意の MAC アドレスをサポートしません。
ハード コードされたアドレス間で固有な値を XX:YY:ZZ に指定することで、自動で割り当てられる MAC アドレスと手動で割り当てる MAC アドレスとの間の競合が回避されます。