デフォルトで、VMnet0 は自動ブリッジ モードを使用するように設定されており、ホスト システム上でアクティブなすべてのネットワーク アダプタにブリッジ接続されます。仮想ネットワーク エディタを使用し、VMnet0 を特定のホスト ネットワーク アダプタ 1 つにブリッジするよう変更したり、VMnet0 が自動ブリッジ先に使用するホスト ネットワーク アダプタを限定したりできます。この変更は、ホスト システムでブリッジ ネットワークを使用するすべての仮想マシンに影響します。
たとえば、VMnet0 を特定のホスト ネットワーク アダプタにブリッジするか、使用可能なホスト ネットワーク アダプタの一部に自動ブリッジするよう変更して、ブリッジ ネットワークをもう 1 つ作成するためにホスト ネットワーク アダプタを使用できるようにします。
重要: ホスト ネットワーク アダプタを別の仮想ネットワークに割り当てると、元のネットワークを使用していた仮想マシンが、そのネットワークを介して外部ネットワークに接続できなくなります。そのため、影響を受ける各仮想マシンのネットワーク アダプタ設定を個別に変更する必要があります。この制限は特に、ホスト システムに物理ネットワーク アダプタが 1 つしかなく、そのアダプタを VMnet0 以外の仮想ネットワークに割り当てた場合に問題となります。この場合、仮想ネットワークは自動選択されたアダプタにブリッジされているように見えますが、使用可能な唯一のアダプタが別の仮想ネットワークに割り当てられていることになります。
前提条件
- Windows ホストの場合は、Administrator ユーザーとしてログインします。仮想ネットワーク エディタでネットワーク設定を変更できるのは Administrator ユーザーのみです。
- Linux ホストの場合は、root としてログインします。仮想ネットワーク エディタを使うには、root のパスワードを入力する必要があります。