仮想マシンごとに汎用一意識別子(UUID)があります。UUID は仮想マシンを最初にパワーオンする際に生成されます。

物理コンピュータの UUID と同様に、仮想マシンの UUID をシステム管理に使用できます。UUID は SMBIOS システム情報記述子に保存され、SiSoftware Sandra や IBM smbios2 などの標準の SMBIOS スキャン ソフトウェアでアクセスできます。

他の場所に仮想マシンを移動またはコピーしない限り、UUID は変わりません。新しい格納場所に移動またはコピーされた仮想マシンをパワーオンすると、仮想マシンを移動またはコピーしたかどうかを指定するプロンプトが表示されます。仮想マシンをコピーしたことを示すと、仮想マシンに新しい UUID が通知されます。

仮想マシンをサスペンドやレジュームしても、UUID の生成プロセスはトリガーされません。仮想マシンがサスペンドされた時点で使用されていた UUID は、移動またはコピーされていたとしても、仮想マシンがレジュームされるとそのまま残っています。仮想マシンを移動またはコピーしたかどうかを指定するプロンプトは、次に仮想マシンを再起動するまで表示されません。