カーソル設定により、Workstation Pro で実行する仮想マシンのカーソルの動作を制御できます。

カーソル設定を構成するには、[編集] > [環境設定] > [入力] を選択します。

表 1. カーソル設定
設定 説明
[自動的にマウスをつかんで放す] ユーザーが仮想マシン ウィンドウの外をポイントすると、仮想マシンはカーソルを解放します。この設定を選択すると、キーの組み合わせを押さなくてもホスト システムを使用できます。

画面の端にポインタを移動することでパンまたはスクロールできるコンピュータ ゲームをプレイする場合は、この設定の選択解除が必要になる場合があります。

この機能を使用するには、仮想マシンに VMware Tools をインストールしておく必要があります。

[バックグラウンド入力時はカーソルを非表示にする]

入力がホスト システムに切り替わった後に、カーソルが仮想マシン内に表示されなくなります。この設定を選択しておくと、複数の仮想マシンを同時に表示している場合に、アクティブなカーソルがどこにあるのかが分かりやすくなります。

この機能を使用するには、仮想マシンに VMware Tools をインストールしておく必要があります。

[マウスをゲーム用に最適化する]

コンピュータ ゲーム用にマウス動作を選択します。一部のコンピュータ ゲームでは、ポインタをスクリーンの端に移動すると、シーンがパンまたはスクロールします。仮想マウスをゲーム用に最適化すると、この効果を仮想マシンで実現できます。

自動
Workstation Pro の判断によってマウス動作が最適化されます。これはデフォルトの設定です。
常時
マウス動作は常にゲーム用に最適化されます。
なし
マウス動作は最適化されません。仮想マシン内でコンピュータ ゲームをプレイするときは、最適化されたマウスは通常は仮想マシンから解放されません。AutoCAD などの一部のアプリケーションは、誤ってゲームとして認識されることがあります。AutoCAD を使用していて、仮想マシンのマウスがホスト システムに問題なく渡されない場合や AutoCAD の使用時にポインタのスピードが異なる場合は、この設定を選択してください。