Workstation Pro には、デフォルトのシステムの役割セットが用意されています。デフォルトのシステムの役割は権限の割り当てに使用でき、独自の役割を作成するためのモデルとしても使用できます。

デフォルトのシステムの役割は永続します。これらの役割に関連付けられた権限は編集できません。

表 1. デフォルトのシステムの役割
役割 ユーザー機能
Administrator
  • すべてのオブジェクトに対するすべての権限があります。
  • すべてのオブジェクトに対するアクセス権限とその他の権限を追加、削除、設定できます。

Windows ホストの Administrators グループのメンバーおよび Linux ホストのルート ユーザーのデフォルトの役割です。

No Access
  • 関連付けられたオブジェクトを表示、変更できません。
  • オブジェクトに関連付けられたタブには何も表示されません。

すべてのユーザー(Windows ホストの Administrators グループのユーザーおよび Linux ホストのルート ユーザーを除く)のデフォルトの役割です。

Read Only
  • オブジェクトの状態、詳細を表示できます。
  • メニューおよびツール バーから操作を実行できません。
VM Creator 仮想マシンを作成、使用、構成、削除できます。
VM User 既存の仮想マシンを構成、使用できます。