仮想ネットワーク アダプタの詳細設定で、仮想マシンの送受信データ転送に関するバンド幅を制限したり、許容するパケット ロスの割合を指定したり、ネットワーク遅延を作成したりします。

注: 共有仮想マシンやリモート仮想マシンでは、仮想ネットワーク アダプタの詳細設定を構成できません。

手順

  1. 仮想マシンを選択して、[VM] > [設定] を選択します。
  2. [ハードウェア] タブで仮想ネットワーク アダプタを選択し、[詳細] をクリックします。
  3. バンド幅の設定を選択します。
    オプション 説明
    特定のネットワーク接続タイプのデータ転送速度に送受信データ転送を制限 [バンド幅] ドロップダウン メニューからネットワーク接続のタイプを選択します。[Kbps] テキスト ボックスの値は、選択したネットワーク接続タイプのデータ転送速度(KB/秒)に変更されます。たとえば、[専用回線 T1 (1.544 Mbps)] を選択すると、[Kbps] テキスト ボックスの値は 1544 に変更されます。
    送受信データ転送を特定のデータ転送速度に制限 [カスタム] を選択し、[Kbps] テキスト ボックスにデータ転送速度を KB/秒単位で入力します。
  4. 送受信データ転送で許容するパケット ロスの割合を [パケット ロス (%)] テキスト ボックスに入力します。
    デフォルト設定は 0.0% です。
  5. 送受信データ転送のネットワーク遅延をミリ秒 (ms) 単位で入力します。
    遅延時間の設定を使用すると、自身の環境と異なるネットワーク環境で遅延をシミュレートできます。遅延時間の範囲は、0 ~ 2,000 ミリ秒です。
    注: 実際のネットワーク遅延は、設定した時間よりも 10 ミリ秒ほど長くなる場合があります。たとえば、遅延時間に 200 ミリ秒を設定すると、実際の遅延時間は、200 ~ 210 ミリ秒になります。
  6. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。