Windows XP 以降のゲスト OS の仮想マシンをユニティ モードに切り替えて、ホスト システムのデスクトップ上にアプリケーションを直接表示できます。
ユニティ モードでは、仮想マシンのアプリケーションがホスト システムのデスクトップに表示されます。また、ホスト システムから仮想マシンの [スタート] または [アプリケーション] メニューを使用できます。仮想マシンのコンソール ビューは非表示になります。開いている仮想マシン アプリケーションのアイテムは、開いているホスト アプリケーションと同様にホスト システムのタスクバーに表示されます。
ユニティ モードで表示されているホスト システム アプリケーションと仮想マシン アプリケーション間では、キーボード ショートカットを使用して、イメージ、プレーン テキスト、フォーマットされたテキスト、および電子メール添付ファイルのコピー、切り取り、貼り付けを行うことができます。また、ホスト システムとゲスト OS の間でファイルのドラッグ アンド ドロップやコピーと貼り付けを行うこともできます。
ユニティ モードのアプリケーションからファイルを保存したり、開こうとすると、仮想マシン内のファイル システムが表示されます。ホスト OS からはファイルを開くことはできません。また、ファイルをホスト OS に保存することもできません。
一部のゲスト OS では、複数のモニタがある場合は、ユニティ モードのアプリケーション ウィンドウはプライマリ ディスプレイとして設定されているモニタのみに表示できます。ホストおよびゲスト OS が Windows XP 以降の場合、アプリケーション ウィンドウは追加モニタに表示できます。
Windows では、フル スクリーン モードでユニティ モードを使用できません。
前提条件
- 最新バージョンの VMware Tools がゲスト OS にインストールされていることを確認します。
- ゲスト OS が Windows XP 以降であることを確認します。
- 仮想マシンをパワーオンします。
- ユニティ モードを開始する場合、ユニティ モードで使用する仮想マシンのアプリケーションを開きます。