仮想マシンの共有およびリモート アクセスを有効または無効にしたり、VMware Workstation Server が使用する HTTPS ポートや共有仮想マシン ディレクトリを変更したりできます。

仮想マシンの環境設定を変更するには、[編集] > [環境設定] > [共有 VM] を選択します。

Windows ホストでこれらの設定を変更するには、このホスト システムの管理者権限が必要です。Linux ホストでは、このホスト システムの root アクセス権を持っている必要があります。

表 1. 共有仮想マシンの環境設定
設定 説明
[共有を有効にする] または [共有を無効にする](Windows ホスト)

[仮想マシンの共有とリモート アクセスを有効にする](Linux ホスト)

仮想マシンの共有を有効にすると、Workstation Pro はホスト システム上で VMware Workstation Server を起動します。共有仮想マシンを作成することができ、リモート ユーザーはホスト システムに接続できるようになります。

仮想マシンの共有を無効にすると、Workstation Pro はホスト システム上で VMware Workstation Server を停止します。共有仮想マシンを作成できなくなり、リモート ユーザーはホスト システムに接続できなくなります。

仮想マシンの共有はデフォルトでは有効になっています。

[HTTPS ポート] VMware Workstation Server がホスト システムで使用する HTTPS ポート。デフォルト HTTPS ポートは 443 です。

Windows ホストでは、リモート アクセスおよび仮想マシンの共有が無効になっていないと HTTPS ポートを変更できません。

Linux ホストでは、[環境設定] ダイアログ ボックスでポート番号を変更することはできません。ポート番号は、Workstation Pro インストール ウィザードを実行しているときのインストール時にのみ変更できます。

注: ポート番号に非デフォルト値が使用されている場合、リモート ユーザーは、ホスト システムへの接続時にポート番号を指定する必要があります ( host: port など)。
[共有 VM の場所] Workstation Pro が共有仮想マシンを保存するディレクトリです。

ホストに共有仮想マシンが存在する場合は、共有仮想マシン ディレクトリを変更できません。