Windows ホスト システム上のホストオンリー ネットワークまたは NAT ネットワーク用のサブネット IP アドレスとサブネット マスクを変更するには、仮想ネットワーク エディタを使用します。
デフォルトのサブネット マスクは 255.255.255.0(クラス C アドレス)です。通常、変更が必要なのは IP アドレスの 3 番目の数字、たとえば 192.168.x.0 や 198.16.x.0 の x の箇所のみです。一般に、サブネット マスクは変更しません。カスタマイズされたサブネット マスクでは、特定の仮想ネットワークサービスが正常に動作しないことがあります。
サブネット マスクを変更すると、Workstation Pro は他のコンポーネント(DHCP、NAT、ホスト仮想ネットワーク アダプタなど)の IP アドレス設定も更新します(デフォルト設定が変更されていない場合)。自動的に更新される設定には、DHCP のリース範囲、DHCP サーバ アドレス、NAT ゲートウェイ アドレス、およびホスト仮想ネットワーク アダプタ の IP アドレスが含まれます。
これらの設定がデフォルト値から変更されている場合、値が有効範囲内であれば Workstation Pro はその設定を自動的に更新しません。値が有効範囲外の場合、Workstation Pro はサブネットの範囲に基づいて設定をリセットします。後から値をデフォルト値に戻しても、Workstation Pro はこれをカスタム設定とみなして変更しません。
前提条件
- ホスト システム上で管理者権限を持っていることを確認します。
- IP アドレスの割り当てに関する DHCP の規則について理解しておく必要があります。ホストオンリー ネットワークおよび NAT ネットワークでの IP アドレス割り当てのための DHCP 規則を参照してください。