仮想マシンのクローンを作成するには、[仮想マシンのクローン作成] ウィザードを使用します。親仮想マシン ファイルの検索をしたり、手動でコピーを作成する必要はありません。
前提条件
- さまざまな種類のクローンについて理解しておく必要があります。完全クローンの使用およびリンク クローンの使用を参照してください。
- ゲスト OS の最適化ユーティリティを使用し、親仮想マシンのドライブを最適化してください。
- 親仮想マシンが Workstation 4.x 仮想マシンおよび Workstation 4.x 互換の仮想マシンの場合は、Workstation 5.x 以降にアップグレードします。
- リンク クローンを作成する場合は、親仮想マシンに対してテンプレート モードを有効にします。リンク クローンの親仮想マシン用にテンプレート モードを有効化を参照してください。
- 親仮想マシンをパワーオフします。
手順
- 親仮想マシンを選択して、 を選択します。
- クローンの作成元となる親の状態を選択します。
クローンは、親仮想マシンの現在の状態、または既存のスナップショットから作成できます。親仮想マシンの現在の状態を選択する場合、Workstation Pro はクローンを作成する前に親仮想マシンのスナップショットを作成します。
注: 親仮想マシンに対してテンプレート モードが有効化されていると、現在の状態からクローンを作成できません。
- リンク クローンと完全クローンのどちらを作成するかを指定します。
- クローンで作成する仮想マシンの仮想マシン名と場所を入力します。
- [完了] をクリックしてクローンを作成し、[閉じる] でウィザードを終了します。
複製される仮想ディスクのサイズによって異なりますが、完全クローンの作成には数分を要します。
- 親仮想マシンが固定 IP アドレスを使用している場合、IP アドレスの競合を避けるため、クローンがネットワークに接続する前にクローンの固定 IP アドレスを変更します。
クローン用の新しい MAC アドレスと UUID はウィザードで自動的に作成されますが、仮想マシン名や固定 IP アドレスなど、その他の構成情報は親仮想マシンと同じです。
結果
リンク クローンの概要ビューには、親仮想マシンの仮想マシン構成ファイル(
.vmx)へのパスが表示されます。