仮想マシンのモニタの解像度設定を指定したり、複数のモニタを構成したり、グラフィックス アクセラレーション機能を選択できます。

仮想マシンのディスプレイ設定を構成するには、仮想マシンを選択し、[仮想マシン] > [設定] を選択して [ハードウェア] タブをクリックし、[ディスプレイ](ローカル仮想マシン)または [ビデオ カード](共有またはリモート仮想マシン)を選択します。

注: Workstation 6.x 以降の仮想マシンでのみ、ゲスト OS が使用できる解像度およびモニタ数の設定がサポートされます。
表 1. ディスプレイ設定
設定 説明
[3D グラフィックス アクセラレーション] DirectX 9 または DirectX 10 グラフィックス アクセラレーションを使用するアプリケーションを実行する場合は、この設定を選択します。グラフィックス アクセラレーション機能は、Windows または Linux を実行しているホスト上の Windows XP 以降のゲストに対して適用されます。

仮想マシンは Workstation 6.x 以降でなければなりません。また、Workstation 7.x 以降の VMware Tools がインストールされている必要があります。

[モニタでホストの設定を使用]

この設定を選択した場合、SVGA ドライバは境界ボックスが最大幅 3840、最大高さ 1920 の 2 台のモニタを使用します。仮想マシンは、1920 x 1200 の 2 台以上のモニタが並列トポロジ、通常および回転の両方向に構成されます。ホスト システムのモニタが 2 台を超える場合、仮想マシンは、代わりにホスト システムのモニタ数を使用します。ホスト システムの境界ボックスがデフォルトの幅または高さより大きい場合、仮想マシンは大きい方のサイズを使用します。ほとんどの場合、この設定を選択することをお勧めします。

[モニタ設定を指定]

ホスト システムのモニタ数に関係なく、仮想マシンが識別するモニタ数を設定します。この設定は、複数モニタのホスト システムを使用し、モニタが 1 台のみの仮想マシンのテストが必要な場合に便利です。また、仮想マシンで複数モニタのアプリケーションを開発していて、ホスト システムのモニタが 1 台のみの場合にも便利です。仮想マシンをパワーオンすると、ゲスト OS では指定したモニタ数が識別されるようになります。リストから解像度を選択します。または、 x 高さ の形式で設定を入力します。高さ の単位はピクセル数です。

注: 解像度設定は共有仮想マシンまたはリモート仮想マシンには構成できません。
[グラフィックス メモリ] ドロップダウン メニューを使用して、グラフィックス メモリに使用できるゲストの最大メモリを選択します。ビデオ メモリのデフォルト設定はゲスト OS によって異なります。

[表示の拡張]

または

[表示の拡張、拡大縮小モード]

Workstation Pro では、選択したゲスト OS がサポートするオプションが表示されます。

  • [表示の拡張] オプションは、表示の拡張を有効または無効に切り替えます。Windows 7 以降のゲストは、この機能をサポートします。
  • [表示の拡張、拡大縮小モード] オプションでは、仮想マシンの表示における拡大縮小の縦横比を設定することができます。