Windows ホストにおいて、デフォルトでは、Workstation Pro が特定の USB デバイスの接続ルールを記憶するように構成されていない限り、USB デバイスをホスト システムに接続すると、Workstation Pro にはデバイスの接続先のマシンを選択するよう求めるプロンプトが表示されます。Workstation Pro は選択したマシンにデバイスを接続しますが、記憶オプションを利用することもできます。記憶オプションを使うと、 USB デバイス接続ルールを作成し、選択したマシンに応じて、Workstation Pro がそのデバイスをホストまたは仮想マシンのどちらかに自動的に接続するよう指定できます。
Linux ホストでは、仮想マシンが実行中、そのウィンドウがアクティブになります。USB デバイスがホスト システムに差し込まれると、デフォルトで、デバイスはホストではなく仮想マシンに接続されます。ホストに接続されている USB デバイスが、パワーオン時に仮想マシンに接続されない場合は、デバイスを手動で仮想マシンに接続する必要があります。
また、Linux ホストでは、USB デバイスを仮想マシンに接続した場合、Workstation Pro はホスト システム上で使用ポートへの接続を維持します。仮想マシンをサスペンドまたはパワーオフしたり、デバイスをアンプラグすることができます。デバイスを再度プラグインするか、仮想マシンをレジュームすると、Workstation Pro はデバイスを再接続します。Workstation Pro は、仮想マシンの構成ファイル(.vmx
)に自動接続エントリを書き込むことによって接続を維持します。デバイスを切断したなどの理由で、Workstation Pro がデバイスを再接続できない場合は、デバイスは除去され、デバイスの接続を行えない旨のメッセージが Workstation Pro に表示されます。デバイスがまだ利用可能な場合は、手動で接続することができます。USB デバイスを仮想マシンに手動で接続するには、 の順に選択します。
物理的なデバイスの取り外し、ホスト システムから仮想マシンへのデバイスの移動、仮想マシンからホスト コンピュータへのデバイスの移動を実行するには、ホスト コンピュータからデバイスを取り外す場合のデバイス メーカーの手順に従います。Zip ドライブなどのデータ ストレージ デバイスの場合、この手順に従うことは特に重要です。ファイルを保存してすぐに、オペレーティング システムがデータをディスクに書き込む間もなくデータ ストレージ デバイスを移動すると、データが失われる可能性があります。