選択した仮想マシンに詳細設定を行うことができます。メモリ ページのトリミングを無効にしたり、テンプレート モードを有効にできます。ディスクの自動クリーンアップや仮想化ベースのセキュリティ (VBS) を有効にすることもできます。

選択した仮想マシンの追加の詳細オプションを構成するには、[VM] > [設定] を選択し、[オプション] タブをクリックし、[詳細] を選択します。

注: これらのオプションは、共有仮想マシンやリモート仮想マシンに対して構成できません。
表 1. 追加の詳細オプション
オプション 説明
[メモリ ページのトリミングを無効にする] Workstation Pro はメモリ トリミング技術を使用して、仮想マシンで未使用のメモリを他の目的に使用できるようにホストに戻します。通常、トリミングの最中はパフォーマンスに若干の影響があり、またトリミングはメモリの少ない場合に必要となることがあるため、メモリ トリミングによって発生する I/O がゲストでのディスク指向のワークロードのパフォーマンスを妨げる場合があります。
[定期的に仮想マシン進行のログを取る] 有効にすると、Workstation Pro により、ご使用の仮想マシンの仮想 CPU 状態、指示ポインタ、およびコード セグメントに関する情報がログ ファイルに記録されます。これは、トラブルシューティングを行ったり、仮想マシンのパフォーマンスを最適化したりする場合に役立ちます。
[クローン作成に使用するテンプレート モードを有効にする] 仮想マシンからリンク クローンを作成すると、そのクローンの機能は親仮想マシンに依存します。リンク クローンから親仮想マシンやクローンの元であるスナップショットにアクセスできないと、そのクローンは動作しなくなります。この問題を回避するには、リンク クローンの親仮想マシンをテンプレートとして指定します。

通常、仮想マシンのクローンを作成するには、その仮想マシンに対する書き込みアクセス権を持っている必要があります。クローン用テンプレートとして指定された仮想マシンは、そのテンプレート仮想マシンに対する書き込みのアクセス権を持たないユーザーでもクローンを作成することができます。

リンク クローンを保護するため、テンプレート仮想マシンは削除できません。テンプレートのスナップショットは削除できません。

[この仮想マシンのシャットダウン後にディスクをクリーンアップする]

[仮想マシン] > [管理] > [ディスクのクリーンアップ] の順に選択すると、仮想マシン ディスクの手動クリーンアップではなく、自動クリーンアップを設定できます。このオプションを選択すると、仮想マシンをシャットダウンするたびに仮想マシンを圧縮し、最適化します。パワーオフ、サスペンド、再起動、リセットなど、他のパワー オフ関連操作では、ディスクの自動クリーンアップは実行されません。

ディスクの自動クリーンアップ オプションは、Windows ホスト システムの Workstation Pro と Windows ゲスト OS でのみ選択できます。また、このオプションは、VMware Tools がインストールされている仮想マシンがパワーオンされたときにのみ選択できます。

注: このオプションは、共有またはリモートの仮想マシンで使用できません。

このオプションを選択した場合、仮想マシンを最初にシャットダウンしたときに、Workstation Pro がプロンプトを表示し、仮想マシン ディスクのクリーンアップに同意するように指示します。[今後、このメッセージを表示しない] を選択して [クリーンアップ] をクリックすると、Workstation Pro がクリーンアップを実行します。以降は、プロンプトを表示せずにクリーンアップを実行します。

クリーンアップが開始すると、Workstation Pro のステータス バーの左側にクリーンアップの進捗状況が表示されます。仮想マシンのタブを閉じて [はい] をクリックすると、クリーンアップ タスクが終了します。

クリーンアップが完了すると、メッセージ ログと Workstation Pro のステータス バーの右側に、再利用されたディスク容量が表示されます。

[VBS (仮想化ベースのセキュリティ) サポートを有効にする]
このオプションは、バージョン 14 以降のハードウェアを使用する仮想マシンで使用できます。このオプションを使用すると、 Workstation Pro は仮想マシンで Microsoft VBS 機能のテクニカル サポートを提供します。サポートされている次のいずれかの Windows ゲスト OS で Microsoft VBS 機能を有効にし、設定することができます。
  • Windows 10 バージョン 1703 以降、Enterprise、64 ビット
  • Windows Sever 2016 バージョン 1607 以降

    Windows 2016 バージョン 1607 をゲスト OS として使用するには、Microsoft のすべての更新プログラムをゲストに適用します。VBS は、最新の更新プログラムが適用されていない Windows 2016 ゲストで機能しない可能性があります。

VBS は Microsoft HYPER-V のセキュリティを強化します。VBS を有効にすると、Workstation Pro は次の設定を使用して仮想マシンを設定します。

オプション 必要な設定 Workstation Pro 仮想マシン設定
ファームウェア タイプ UEFI [オプション] > [詳細]
セキュア ブートを有効にする 有効 [オプション] > [詳細]
Intel VT-x/EPT または AMD-V/RVI を仮想化 有効 [ハードウェア] > [プロセッサ]
IOMMU(IO メモリ管理ユニット)を仮想化 有効 [ハードウェア] > [プロセッサ]

ゲスト OS で VBS を実行するには、ゲストでも設定を行う必要があります。仮想化ベースのセキュリティに関連する Microsoft のドキュメントを参照してください。