[新規仮想マシン] ウィザードでカスタム構成を選択すると、仮想マシンのプロセッサ数を指定するよう求めるプロンプトが表示されます。
複数の仮想プロセッサの指定は、2 つ以上の論理プロセッサを備えたホスト マシンのみでサポートされています。ハイパースレッド対応 CPU またはデュアルコア CPU を備えたシングル プロセッサ ホストは 2 つの論理プロセッサを備えていると見なされます。2 つの CPU を備えたマルチプロセッサ ホストは、デュアルコアまたはハイパースレッド対応であるかどうかに関係なく、2 つ以上の論理プロセッサを備えていると見なされます。
生産性向上用の Office およびインターネット アプリケーションを主に実行する Windows 仮想マシンの場合、複数の仮想プロセッサを使用してもメリットはないので、デフォルトの単一仮想プロセッサが最善です。サーバの負荷が大きいものや、データ量の多いコンピューティング アプリケーションの場合は、追加の仮想プロセッサを付加するとアプリケーションのパフォーマンスが向上する場合があります。
アプリケーション | 推奨されるプロセッサ数 |
---|---|
デスクトップ アプリケーション | 1 プロセッサ |
サーバ オペレーティング システム | 2 個のプロセッサ |
ビデオ エンコーディング、モデリング、および科学的 | 4 個のプロセッサ |
状況によっては、追加のプロセッサを付加すると仮想マシンやご使用のコンピュータの全体的なパフォーマンスが低下することがあります。これは、オペレーティング システムまたはアプリケーションがプロセッサを効率的に使用していない場合に発生します。この場合は、プロセッサ数を減らすことをお勧めします。
コンピュータのすべてのプロセッサを仮想マシンに割り当てると、パフォーマンスが極度に低下します。ホスト OS はアプリケーションが実行していない場合でも、バックグラウンド タスクを引き続き実行する必要があります。すべてのプロセッサを仮想マシンに割り当てると、重要なタスクの完了を妨げることになります。
仮想プロセッサの詳細については、仮想マシンでサポートされるプロセッサを参照してください。