仮想ディスク マネージャ (vmware-vdiskmanager.exe) は、コマンド ラインまたはスクリプトから仮想ディスク ファイルを作成、管理、変更する際に使用できる Workstation Pro のユーティリティです。

仮想ディスク マネージャは、Workstation Pro がインストールされるときに、VMware Workstation プログラム ファイル ディレクトリに含まれています。仮想ディスク マネージャでは、最大容量が作成時より大きくなるように仮想ディスクを拡張することができます。この機能は、特定の仮想マシン内に、より大きいディスク領域が必要であるが、他の仮想ディスクを追加したくない場合や、ゴースト ソフトウェアを使用して仮想ディスク上のデータをさらに大きい仮想ディスクに転送したくない場合に利用できます。

仮想ディスク マネージャを使用して、仮想ハード ディスクにディスク領域を割り当てる方法を変更することもできます。すべてのディスク領域を事前に割り当てたり、ディスク領域がさらに必要になったときにディスクを拡大するように構成できます。すべてのディスク領域を割り当てた後に、ホスト システム上のハード ディスク領域の一部の回収が必要となった場合は、事前に割り当てられた仮想ディスクを拡張可能なディスクに変換できます。それでも、新しい仮想ディスクのサイズは、元の仮想ハード ディスクの全データを入れるのに十分な大きさです。また、仮想ハード ディスクを 1 つのファイルに格納するのか、またはいくつかの 2 GB ファイルに分割するのかを変更することもできます。