Windows または Linux ホスト システムに Workstation Pro をインストールすると、ブリッジ ネットワーク(VMnet0)が設定されます。ブリッジ ネットワークでは、ホスト システムのネットワーク アダプタを使用して仮想マシンをネットワークに接続します。ホスト システムがネットワークに接続されている場合、一般的にブリッジ ネットワークは仮想マシンをネットワークにアクセスさせる最も簡単な方法です。

ブリッジ ネットワークでは、仮想マシンの仮想ネットワーク アダプタは、ホスト システムの物理ネットワーク アダプタに接続します。ホスト ネットワーク アダプタから、ホスト システムが使用する LAN に接続できます。ブリッジ ネットワークは、有線および無線のホスト ネットワーク アダプタで使用できます。

ブリッジ ネットワークは、ホスト システムから独立したネットワーク上で独自の ID として仮想マシンを構成します。仮想マシンはネットワークに独立した存在として参加します。ネットワーク上の他のマシンにアクセスすることができますし、ネットワーク上の他のマシンも仮想マシンを物理コンピュータと認識して接続できます。

図 1. ブリッジ ネットワークの構成
仮想ブリッジから物理ネットワーク アダプタに接続された、仮想ネットワーク アダプタが設定された仮想マシン

ホスト システム上のブリッジ ネットワークの設定の表示と変更、ブリッジ ネットワークに使用するネットワーク アダプタの決定、および特定の仮想スイッチへの特定のホスト ネットワーク アダプタのマップを行うことができます。