仮想マシンのワーキング ディレクトリを変更できます。Workstation Pro では、サスペンド状態のファイル(.vmss)、スナップショット ファイル(.vmsn)、および仮想マシンのページ ファイル(.vmem)がワーキング ディレクトリに保存されます。デフォルトでは、ワーキング ディレクトリは仮想マシン ファイルが保存されているディレクトリです。

注: リモート仮想マシンのワーキング ディレクトリは変更できません。

選択した仮想マシンの新しいワーキング ディレクトリを指定するには、[仮想マシン] > [設定] を選択し、[オプション] タブをクリックし、[全般] を選択します。

次のような場合は、ワーキング ディレクトリを変更します。

  • すべてのスナップショットを別のディレクトリに整理する場合、別の場所にディレクトリを作成できます。多数のスナップショットを設定し、大きなディスク容量を使用する場合は、大きな空き容量を持つディスク上にワーキング ディレクトリを配置します。
  • ネットワーク共有または iPod に格納されている、パフォーマンスが低下する可能性がある仮想マシンを実行する場合、ワーキング ディレクトリをローカルのハード ディスクに変更できます。続いて、スナップショットを設定し、仮想マシンをパワーオンして使用し、作業後にスナップショットを破棄できます。これにより、仮想マシンは元の状態に戻ります。
  • 十分なディスク容量を持つ高速ディスクにページ ファイルを作成し、別のディスクに仮想ディスクと構成ファイルを残しておく場合、ワーキング ディレクトリを変更して高速ディスクに配置できます。

ワーキング ディレクトリを変更しても、Workstation Pro が仮想マシン構成 (.vmx) ファイルとログ ファイルを保存するディレクトリは変更されません。

この設定を変更する場合は、仮想マシンをパワーオフしておく必要があります。