VMware Workstation Pro の自動起動機能を使用して、Windows ホスト マシンの起動時にローカル仮想マシンを自動的にパワーオンできます。
VMware Workstation Pro は、自動起動機能用の [VMware Autostart Service] という名前の新しい Windows サービスをインストールします。機能を使用する場合は、このサービスが自動的に開始するように構成する必要があります。
Workstation ユーザー インターフェイスから自動起動の仮想マシンを選択できます。
前提条件
- VMware Workstation Pro 17.0 以降がインストールされていることを確認します。
手順
- [VMware Autostart Service] を [自動] 起動タイプに設定するには、次の手順を実行します。
- スタート > ファイル名を指定して実行 をクリックします。
- services.msc と入力し、Enter を押します。
- サービス リストで、[VMware Autostart Service] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [VMware Autostart Service のプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブで、[起動の種類] を 自動 として選択し、[OK] をクリックします。
注:
[VMware Autostart Service] の実行に使用するユーザー アカウントを構成できます。ログイン情報を変更するには、
[VMware Autostart Service のプロパティ] ダイアログ ボックスの
[ログオン] タブで
[このアカウント] を選択し、必要な認証情報を指定します。デフォルトでは、このサービスは
[LocalSystem] アカウントで実行するように構成されているため、アカウント情報を変更することをお勧めします。
指定するユーザーには、次の権限が必要です。
- %ALLUSERSPROFILE%¥VMware¥VMware Workstation¥vmAutoStart.xml にある vmAutoStart.xml ファイルへの書き込みアクセス。
- vmAutoStart.xml ファイルで指定された VMX ファイルの所有権。
- VMware Workstation Pro を起動します。
- VMware Workstation Pro ユーザー インターフェイスで、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[自動起動仮想マシンの構成] を選択します。
- [仮想マシンの電源操作を設定] ダイアログ ボックスで、[自動起動] チェック ボックスをオンにして、自動起動する仮想マシンの [起動順序] フィールドを変更します。
仮想マシンは、
[起動順序] の順序で起動されます。
注: 複数の仮想マシンで同じ値の
[起動順序] を使用しても、仮想マシンは順番に起動されますが、これらの仮想マシンのパワーオン シーケンスは定義されません。
- [OK] をクリックします。
注: 暗号化された仮想マシンの自動起動を設定することはできません。