拡張仮想キーボード機能は、各国語対応のキーボードや特殊なキーを持つキーボードを適切に処理します。この機能は Windows ホスト システム上でのみ利用可能です。

注: 拡張キーボード ドライバは、VMware Workstation 17.6 以降では削除されました。

また、拡張仮想キーボード機能では、迅速にキーボード入力が直接処理されるため、Windows のキー操作処理やすでに下位層に存在しないマルウェアを迂回でき、セキュリティも向上します。拡張仮想キーボード機能を使用した場合、<Ctrl> + <Alt> + <Delete> を押すとゲスト OS のみ動作します。

注: 拡張仮想キーボード設定は、リモート仮想マシンに対して構成できません。

前提条件

  • 仮想マシンをパワーオフします。
  • Workstation Pro の初期インストールまたはアップグレード時に拡張キーボード ユーティリティ機能をインストールしなかった場合は、プログラム メンテナンス モードで Workstation Pro インストーラを実行してインストールします。Windows ホストの拡張仮想キーボードのインストールを参照してください。

手順

  1. 仮想マシンを選択して、[VM] > [設定] を選択します。
  2. [オプション] タブで [全般] を選択します。
  3. [拡張仮想キーボード] ドロップダウン メニューからオプションを選択します。
    オプション 説明
    オフ 仮想マシンは、拡張仮想キーボード機能を使用しません。デフォルトの値は、次のとおりです。
    可能な場合に使用(推奨) 仮想マシンは、拡張仮想キーボード ドライバがホスト システムにインストールされている場合のみ、拡張仮想キーボード機能を使用します。
    必須 仮想マシンは、必ず拡張仮想キーボード機能を使用します。このオプションを選択し、拡張キーボード ドライバがホスト システムにインストールされていない場合、Workstation Pro はエラー メッセージを返します。
  4. [OK] をクリックして、変更内容を保存します。