Linux ホスト システムで最新バージョンの Workstation Pro にアップグレードするには、Workstation Pro 用の Linux バンドル インストーラを実行します。ほとんどの Linux ディストリビューションでは、Linux バンドル インストーラを実行すると GUI ウィザードが起動されます。Red Hat Enterprise Linux 5.1 など一部の Linux ディストリビューションでは、GUI ウィザードではなくコマンドライン ウィザードがバンドル インストーラによって起動されます。--console オプションを使用してインストーラを実行すると、ターミナル ウィンドウで Workstation Pro をアップグレードできます。

リモート接続は、Workstation Pro をアップグレードするとデフォルトで有効になります。リモート接続を有効にすると、リモート ホストに接続してリモート仮想マシンを実行できます。

前提条件

  • ホスト システムがホスト システムの要件を満たすことを確認します。Workstation Pro のホスト システム要件を参照してください。
  • ライセンス キーが手元にあることを確認してください。
  • アップグレードを準備します。アップグレードを開始する前にを参照してください。
  • Linux コマンドライン インストール オプションについて理解しておく必要があります。一部の構成設定の指定には --custom オプションを使用する必要があります。Linux コマンド ライン インストール オプションを参照してください。
  • ホスト システムへの root アクセス権があることを確認します。

手順

  1. Workstation Pro を実行するときに使用するユーザー名でホスト システムにログインします。
  2. root に切り替えます。
    例: su root

    使用するコマンドは、Linux ディストリビューションおよび構成によって異なります。

  3. ディレクトリを Workstation Pro インストーラ ファイルが含まれるディレクトリに変更します。
  4. ホスト システムに対応する Workstation Pro インストーラを実行します。
    例: sh VMware-Workstation-xxxx-xxxxxxx.architecture.bundle [--option]
    xxxx-xxxxxxx はバージョン番号とビルド番号、 architecture は x86_64、 option はコマンド ライン オプションです。
  5. Open Virtualization Format(OVF)Tool のライセンス契約に同意します。
    --console オプションを使用する場合、または GUI ウィザードをサポートしないホスト システムに Workstation Pro をインストールする場合、Enter キーを押して使用許諾契約を最後までスクロールして確認するか、 q を入力して [yes/no] プロンプトにスキップします。
  6. プロンプトの指示に従って、インストールを完了します。

結果

Workstation Pro のアップグレード後に、 vmware-workstation-server がホスト システムで起動します。 vmware-workstation-server は、ホスト システムの再起動時に毎回起動します。

次のタスク

最新機能を使用するには、既存の仮想マシンを新しいバージョンの Workstation Pro にアップグレードする必要があります。仮想マシンのハードウェア互換性の変更を参照してください。

以前のバージョンの Workstation Pro で、仮想ネットワークを特定の物理アダプタまたは仮想アダプタにマップするブリッジ設定を使用していた場合は、マッピングを作成し直します。以前のバージョンの Workstation で作成したチームは、新しいバージョンの Workstation Pro で使用できるように変換します。