仮想マシンがホスト システムのキーボードとマウスによる入力をキャプチャするときに、問題が発生する場合があります。

表 1. 一般的な入力の問題と解決策
問題 解決策
Ctrl + Alt を押してマウスとキーボードを解放しようとすると、ノート型コンピュータがサスペンドする。 デフォルトでは、Ctrl + Alt キーの組み合わせで Workstation Pro からマウスとキーボードが解放されます。一部のノート型コンピュータでは、ホスト マシンのサスペンドにこの組み合わせが使用されます。この場合は、キーボードの右側にある Ctrl キーと Alt キーを使用してみてください。Workstation Pro では左右どちらの Ctrl キーと Alt キーも認識されますが、ノート型コンピュータのサスペンド操作では通常はキーボードの左側のキーのみが認識されます。
Ctrl + Alt を押してマウスとキーボードを解放した後に、ホスト OS 内でキーボードが正常に機能しなくなる。 Workstation Pro により、ホスト OS がキーボード イベントを認識できなくなることがあります。また逆に、キーが押されていないのに押されているとホスト OS が認識することもあります。

Workstation Pro を終了してもキーが期待どおりに応答しない場合は、ホスト OS でキーがスタックしている可能性があります。Ctrl、Shift、および Alt などの各修飾キーを 1 つずつ押して解放します。この方法でキーが応答しない場合は、Windows キーや Esc、Caps Lock などの特殊キーを押して解放してください。

Linux ホストで、Ctrl + Alt を押してもカーソルが解放されない。 X(Linux 内)の修飾キーが、予期しない操作にマップされている可能性があります。たとえば、左 Ctrl キーが Caps Lock にマップされていたり、Alt キーによって特殊なキーストロークが生成されている可能性があります。xmodmap -- kim -- kp を実行して、サポート リクエストをその出力と一緒に当社のテクニカル サポートに提出してください。