Microsoft Windows Installer (MSI) の自動インストール機能を使用すれば、ウィザードのプロンプトに応答することなく、複数の Windows ホスト システムに Workstation Pro をインストールできます。これは、大規模な組織でインストールを実施する場合に有用です。

前提条件

  • ホスト システムがホスト システムの要件を満たすことを確認します。Workstation Pro のホスト システム要件を参照してください。
  • 互換性がない VMware 製品がホスト システムにインストールされていないことを確認します。Workstation Pro を他の VMware 製品とともにインストールを参照してください。
  • Integrated Virtual Debugger for Eclipse を使用する場合は、ホスト システムにインストールします。Eclipse 用統合仮想デバッガのインストールを参照してください。
  • ホスト コンピュータに MSI 2.0 以降のランタイム エンジンが搭載されていることを確認します。このバージョンのインストーラは Windows XP 以降のバージョンの Windows に組み込まれています。また、Microsoft 社から入手することもできます。詳細については、Microsoft 社の Web サイトを参照してください。
  • インストール プロパティについて理解しておく必要があります。インストール プロパティを参照してください。

手順

  1. Administrator ユーザーまたはローカルの Administrators グループのメンバーとしてホスト システムにログインします。
    ドメインにログインする場合、ドメイン アカウントもローカル管理者である必要があります。
  2. 管理者としてコマンドライン コンソールを開きます。
  3. インストール コマンドは 1 行で入力してください。
    次の例では、 Workstation Pro をインストールします。
    VMware-workstation-full-x.x.x-xxxxxx.exe /s /v"/qn EULAS_AGREED=1 SERIALNUMBER="xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx" AUTOSOFTWAREUPDATE=1"
    オプションで INSTALLDIR プロパティを使用して、インストール用にデフォルトの場所とは異なるファイル パスを指定できます。
    VMware-workstation-full-x.x.x-xxxxxx.exe /s /v"/qn EULAS_AGREED=1 INSTALLDIR=C:\tests\test_install SERIALNUMBER=xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx AUTOSOFTWAREUPDATE=1"
    注: ファイル パスを二重引用符で囲むことが重要です。MSI 引数はすべて /v オプションで渡されます。外側の引用符が MSI 引数を区切り、二重引用符はその引数の中に引用符を挿入します。
    また、Windows ホストでは Workstation Pro の自動アンインストールも実行できます。次の例のように指定すると、ホストから Workstation Pro をアンインストールしてライセンスを削除します。
    VMware-workstation-full-x.x.x-xxxxxx.exe /s /v"/qn REMOVE=ALL"
    注: Workstation 17.5.2 以降では、個人用に Workstation を使用している場合は、上記のコマンドで SERIALNUMBER を使用しないでください。