ストレージ領域を拡大するために、仮想マシンに新しい仮想ハード ディスクを追加できます。Workstation Pro は、最大で 4 個の IDE デバイス、60 個の SCSI デバイス、120 個の SATA デバイス、256 個の NVMe 仮想ディスクをサポートしています。
仮想ハード ディスクは、ホスト コンピュータまたはネットワーク ファイル サーバにファイルとして保存されます。仮想 IDE ドライブおよび仮想 SCSI ドライブは、物理 IDE ドライブと物理 SCSI ドライブのどちらにも格納できます。
新しい仮想ハード ディスクを追加する代わりに、既存の仮想ハード ディスクを拡張できます。仮想ハード ディスクの拡張を参照してください。
手順
- 仮想マシンを選択して、 を選択します。
- [ハードウェア] タブで [追加] をクリックします。
- [新規ハードウェア] ウィザードで [ハード ディスク] を選択します。
- ディスク タイプを選択します。
オプション |
説明 |
IDE |
IDE デバイスを作成します。仮想マシンには最大 4 つの IDE デバイスを追加できます。 |
SCSI |
SCSI デバイスを作成します。仮想マシンには最大 60 個の SCSI デバイスを追加できます。 |
SATA |
SATA デバイスを作成します。最大で 120 個の SATA デバイスを追加できます(4 個のコントローラがあり、コントローラあたり 30 個のデバイスを追加可能)。 |
NVMe |
NVMe デバイスを作成します。最大で 256 個の NVMe デバイスを追加できます(4 個のコントローラがあり、コントローラあたり 64 個のデバイスを追加可能)。 |
- [仮想ディスクの新規作成] を選択します。
- 新しい仮想ディスクの容量を設定します。
仮想ディスクは 0.001GB から 8TB の範囲内でサイズを指定できます。
- ディスク領域の割り当て方法を指定します。
オプション |
説明 |
今すぐ全ディスク領域を割り当てる |
仮想ハード ディスクの作成時に全ディスク領域を割り当てるとパフォーマンスは向上しますが、すべての物理ディスク領域を事前に用意する必要があります。この設定を選択しない場合、仮想ディスクは最初小さなファイルとして存在し、データを追加するにつれて拡大していきます。 |
仮想ディスクを単一ファイルとして格納 |
ファイル サイズに制限のないファイル システムに仮想ディスクを保存する場合は、このオプションを選択します。 |
仮想ディスクを複数のファイルに分割 |
ファイル サイズに制限があるファイル システムに仮想ディスクを保存する場合は、このオプションを選択します。分割エクステント サイズは、ディスク容量に基づいて決定されます。容量が 127 GB 以下の場合は、それぞれのサイズが 4064 MB の一連の 32 個の仮想ディスク ファイルが作成されます。容量が 127 GB ~ 2032 GB の場合、仮想ディスクは 32 のエクステントに分割されます。容量が 2032 GB 以上の場合は、2032 GB のエクステントを使用して効率を最大化し、ファイルの数を最小限に抑えます。 |
- デフォルトのファイル名と場所を受け入れるか、別の場所を参照して選択します。
- [完了] をクリックすると、新しい仮想ハード ディスクが追加されます。
ウィザードが新しい仮想ハード ディスクを作成します。このディスクは、ゲスト OS によって、新しい未使用のハード ディスクとして認識されます。
- (オプション) スナップショットからディスクを除外するには、モードとして を選択して、次のいずれかのオプションを選択します。
オプション |
説明 |
通常 |
通常モードのディスクは、物理コンピュータ上の従来のディスクと同じように動作します。通常モードでディスクに書き込まれたデータはすべて、ディスクに永続的に書き込まれます。 |
読み取り専用 |
読み取り専用モードのディスクへの変更は、仮想マシンをパワーオフまたはリセットしたときに破棄されます。読み取り専用モードでは、仮想マシンを再起動するたびに仮想ディスクは同じ状態に戻ります。ディスクに対する変更内容は、REDO ログに書き込まれ、REDO ログファイルから読み込まれますが、REDO ログ ファイルは、仮想マシンをパワーオフまたはリセットした時点で削除されます。 |
- [OK] または [保存] をクリックして、変更を保存します。
- ゲスト OS ツール(Windows ディスク管理ツールや Linux の fdisk コマンドなど)を使用して、新しいドライブをパーティション化してフォーマットします。