SaltStack SecOps Vulnerability では、さまざまなサードパーティ ベンダーによって生成されるセキュリティ スキャンのインポートがサポートされます。[コネクタ] ワークスペースでは、コネクタからスキャン結果をインポートするための設定を構成できます。SaltStack SecOps Vulnerability には現在、Tenable.io とのコネクタ統合が含まれています。

構成が完了すると、コネクタを使用して脆弱性スキャンの結果を Tenable.io から SaltStack SecOps Vulnerability にインポートできます。その後、SaltStack SecOps Vulnerability は脆弱性の修正に加えて、アセット データを Tenable.io にエクスポートします。

コネクタを介して脆弱性をインポートするには、まず、サードパーティの API キーを指定してコネクタを構成します。コネクタを保存したら、SaltStack SecOps Vulnerability に移動し、スキャン結果を脆弱性ポリシーにインポートします。

結果のインポートの詳細については、SaltStack SecOps Vulnerabilityを参照してください。

コネクタの構成

  1. サイド メニューで [設定] > [コネクタ] の順にクリックします。

    左側の列で Tenable.io コネクタが選択されます。

  2. Tenable.io コネクタの必須の詳細を入力します。コネクタの情報フィールドの詳細については、コネクタの設定を参照してください。
  3. [保存] をクリックします。

    SaltStack SecOps Vulnerability が Tenable.io で API キーを認証します。これで、コネクタを使用して Tenable.io スキャンから結果をインポートできます。コネクタからのインポートの詳細については、コネクタからのスキャン結果のインポートを参照してください。

コネクタの設定

コネクタを構成するには、次のフィールドに情報を入力します。

フィールド

説明

プライベート キーとアクセス キー

コネクタ API での認証に必要なキー ペア。キーの生成の詳細については、Tenable.io のドキュメントを参照してください。

URL

API 要求のベース URL。デフォルトでは、https://cloud.tenable.com

対象日数

この日数をさかのぼった日から Tenable.io のスキャン履歴をクエリします。無制限の期間をクエリする場合は空白のままにします。

コネクタを使用してスキャン結果をインポートする場合、SaltStack SecOps Vulnerability は、この期間内で使用可能なノードごとの最新の結果を使用します。

注:

ポリシーに最新のスキャン データが含まれるようにするために、必ずスキャンのたびにインポートを再実行してください。最新のスキャン データを取得するために SaltStack SecOps Vulnerability が Tenable.io を自動的にポーリングすることはありません。

コネクタとユーザー アクセス

デフォルトでは、すべての SaltStack Config ユーザーがコネクタ ワークスペースにアクセスできます。ただし、ユーザーがコネクタから脆弱性を正常にインポートするには、脆弱性ベンダーのインポートを実行するための権限と SaltStack SecOps Vulnerability ライセンスが必要です。

ユーザー アクセスの構成の詳細については、ロールと権限を参照してください。