ジョブや処理のターゲットを定義することで、この処理を実行する必要のないノードで処理が実行されるのを防ぐことができます。Grain(グレイン)、Glob(グロブ)、List(リスト)、または Compound(複合)を使用して、ターゲットを整理することができます。

ターゲットについて

ターゲットは 1 つ以上の Salt マスター上に構成されるミニオンのグループで、これに対してジョブの Salt コマンドが適用されます。ターゲットには、環境内の Salt マスターに接続されているミニオンを含めることができます。Salt マスターもミニオンのように管理でき、ミニオン サービスを実行している場合はターゲットにすることができます。

開始する前に

ターゲットを作成する前に、作成するターゲット グループについて検討する必要があります。たとえば、セキュリティ ゾーンまたは単一サブネットのターゲット グループを作成することができます。ターゲット グループの整理方法は、組織のニーズによって異なります。

ジョブのターゲットを作成するには、次のいずれかを実行します。

  1. [ターゲット] ワークスペースを使用したターゲットの作成
  2. [ミニオン] ワークスペースを使用したターゲットの作成

[ミニオン] ワークスペースを使用してターゲット グループを管理する場合は、[ターゲット] ワークスペースに切り替えることを検討してください。[ミニオン] ワークスペースは今後のリリースで廃止され、[ターゲット] ワークスペースがターゲット グループを管理するデフォルトの方法になります。