さまざまなカスタマイズに対応するために、ServiceNow と vRealize Network Insight Cloud の統合は一般的な構成をサポートしています。CMDB 構成は JSON 形式である必要があります。

構成には以下の内容が含まれます。
  • 構成項目
  • 構成項目間の関係
  • 依存関係グラフをスキャンするルール
CMDB 構成は、実装に基づいてカスタマイズできます。
注: 構成を変更すると、全体に対してフェッチが実行され、すべてのアプリケーションが再計算されます。そのため、このプロセスによって [検出されたアプリケーション] ダッシュボードにアプリケーションが表示されるまで 30 分以上かかる場合があります。
フィールド名 説明
fetchOnlyApprovedApplications このブール値により、ServiceNow から承認済みアプリケーションのみを取得することができます。デフォルトでは、この値は False に設定されています。
nameBasedSearchForVm このブール値により、ServiceNow 仮想マシンが vRealize Network Insight Cloud 内にない場合に、仮想マシン名を使用してカスタムの仮想マシン検索条件を作成するかどうかを指定できます。値が True に設定されている場合、カスタムの仮想マシン名条件が作成されます。該当する仮想マシンが vRealize Network Insight Cloud 内で検出されるとカウント数に反映され、アプリケーションの再計算は行われません。

これは、サービス マッピングを使用せずに、依存関係グラフまたはサービス マップを手動で作成するときに使用できます。デフォルトでは、この値は False に設定されています。

ignoreWorkloadCheck このブール値により、関連付けられているワークロード エンティティが存在しない場合でも階層にエンティティを追加するかどうかを指定できます。

これは、関係がワークロード レイヤーまで定義されていないときに、サービス マッピングを使用せずに依存関係グラフまたはサービス マップを手動で作成するときに使用できます。デフォルトでは、この値は False に設定されています。

ciGroup ServiceNow から取得する構成項目と関係を定義します。このフィールドでは、以下のプロパティが許可されます。
  • Name:構成項目グループの名前
  • Value:このグループの一部である ServiceNow クラス名のリスト。
  • ValueTypeCI_CLASS(取得するクラスの名前)および CI_VALUE を使用できます。
    • CI_CLASS:クラスを取得します。
    • CI_VALUE
      注: vRealize Network Insight Cloud は常に applicationClassesworkloadCIClassestrackedCIClassesworkloadCIClassesrelationClasses を取得します。
  • systemGenerated:このブール値を使用すると、クラスがユーザー定義クラスであるかデフォルト クラスであるかを示すことができます。
  • expandCIClass:このブール値フィールドを使用すると、Value に一覧表示されている構成項目クラスのサブクラスを取得するかどうかを指定できます。
Rules for graph traversal 次の 3 種類のスキャン ルールがサポートされます。
  • traversalRule:許可されている、または有効なすべてのスキャン。
  • traversalStopRule:許可されていないスキャン。
    注: traversalStopRule のルールには、 traversalRule のルールよりも高い優先順位が設定されます。
  • associationRule:エンティティに関連付けられたワークロードに対して許可されているスキャン。

ルールのプロパティは次のとおりです。

  • fromNode:スキャン元の ciGroup のリスト。
  • toNode:スキャン先の ciGroup のリスト。
  • relationship:あるタイプのスキャンで、関係がある ciGroup のリスト。
  • priorityciGroup が 2 つのルールに一致する場合、ciGroup のルールは priority に基づいて設定されます。優先度の値が大きいほど優先度は高くなります。
applicationClasses グラフ スキャンのすべてのエントリ ポイント構成項目クラスを一覧表示します。これらのクラスは、CMDB でアプリケーション クラスとして使用される構成項目タイプを表します。

デフォルトの構成では、cmdb_ci_service_discovered クラスが使用されます。このクラスは、ServiceNow の ServiceMapping 機能によって作成されたアプリケーションを表します。

workloadCIClasses ソフトウェア ベースのサービス、または Linux サーバ、Windows Server などのオペレーティング システムをホストするすべての構成項目が表示されます。たとえば、仮想マシン、AWS インスタンス、物理サーバです。

通常、ワークロード構成項目は依存関係グラフの末尾に配置されます。このグループに記載された構成項目クラスについては、階層が作成されません。

デフォルトの構成には、以下の構成項目クラスが含まれています。
  • cmdb_ci_computer: コンピューティング関連のすべての構成項目を表します。これは、すべての Linux および Windows Server のスーパー クラスです。
  • cmdb_ci_vm_instance: 仮想マシンや AWS インスタンスなどの仮想コンピューティング エンティティを表します。
  • cmdb_ci_vmware_instance: VMware 仮想マシンを表します。
trackedCIClasses 依存関係グラフに含めることができるが applicationClass でも workloadCIClass でもない、すべての構成項目が一覧表示されます。このグループの構成項目は、applicationClasses から workloadCIClasses までのグラフを完成させるために必要です。

vRealize Network Insight Cloud は、ignoredTierCiClasses に記述されているクラスを除く、trackedCIClasses に記述されているすべてのクラスの階層を作成します。

relationshipTypeClasses リレーション構成項目のクラスまたは関係タイプで表される、関連するすべての構成項目が一覧表示されます。

デフォルトの構成では、* を使用してすべての関係タイプを取得できます。

workloadRelationshipTypeClasses 関係タイプが一覧表示されます。これは通常、ワークロード エンティティとの関係を表します。ServiceNow でデフォルトでサポートされる関係は次のとおりです。
  • Hosted on::Hosts
  • Instantiates::Instantiated by
  • Runs on::Runs
  • Virtualized by::Virtualizes
ignoredCiClasses ServiceNow CMDB から取得する際に vRealize Network Insight Cloud が無視する必要のあるすべての構成項目を一覧表示します。

これを使用すると、スーパー クラスを取得するときに不要なサブクラスを無視できます。

アプリケーション検出に vCenter Server は不要なので、デフォルトでは cmdb_ci_vcenter_server_objignoredCiClasses の下に一覧表示されます。

ignoredTierCiClasses 階層を作成しないすべての構成項目を一覧表示します。