vRealize Network Insight は、リリース 3.7 以降の製品のシングルクリックによるオフライン アップグレードをサポートします。
手順
- 必要なアップグレード バンドル ファイルをMy VMwareからダウンロードし、アップデート パッケージをローカル ディスクに保存します。
- ダウンロードしたバンドルの
MD5SUM
値が、VMware の Web サイトで指定されている MD5SUM
値と一致することを確認します。
- [インストールとサポート] 画面の [ソフトウェア バージョン] で、[ここをクリック] を選択します。
- [参照] をクリックしてファイルを選択し、[アップロード] をクリックします。
アップロードが完了すると、
vRealize Network Insight は「
バンドル アップロードの完了」というメッセージ通知を 2 ~ 3 分以内に表示し、バンドルの処理がバックグラウンドで実行されます。
注:
- パッケージのアップロードが実行されるまで、セッションが終了していないようにする必要があります。セッションが終了した場合は、アップロード プロセスを再度開始する必要があります。
- バンドルのアップロード後、「利用可能な更新」のメッセージ通知が表示されるまで、ページを更新しないでください。
- 「利用可能な更新」のメッセージ通知で、[詳細表示] をクリックします。
vRealize Network Insight のアップグレード画面が表示されます。
- [続行する前に] の手順を確認し、[続行する] をクリックします。
- 以下を確認する事前チェックが完了するまで待機します。
- お客様テーブル、
- ディスク容量 (移行に必要な容量を含む)
- ライセンス要件
- バンド幅
- バージョン
- NTP 同期ステータス
- [制約に同意する] オプションをクリックして、my.vmware.com から取得した新しいライセンス キーを使用します。
注: 新しいライセンス キーを追加するための 7 日間の猶予期間が与えられます。新しいライセンス キーを更新しなかった場合は、次のようになります。
- アップグレード後に管理者ユーザーがログインすると、新しいキーを入力するように促すライセンス検証メッセージが表示されます。
- [続行] をクリックします。
- [ライセンスの追加] ページで新しいキーを更新し、[検証] および [有効化] をクリックします。
バナーに、有効なライセンスが使用できないこと、および猶予期間が経過するとデータ収集が停止することを示す警告メッセージも表示されます。
- アップグレード後に管理者以外のユーザーがログインすると、有効なライセンスが使用できないことを示すメッセージが表示され、管理者に連絡して新しい有効なキーを追加するよう求められます。
セットアップで、移行期間を含めたアップグレード プロセスを完了するのに必要なおおよその時間を確認できます。
- [今すぐインストール] をクリックします。
- アップグレード プロセスが開始されると、vRealize Network Insight のアップグレード画面にアップグレード プロセスのステータスが表示されます。
注:
- ノードが非アクティブになると、アップグレード プロセスは続行されません。ノードが再びアクティブになるまで、アップグレードは再開されません。
- platform1 がここではアップグレード サーバになります。platform1 がオフラインの場合、他のノードはアップグレードされません。
- プラットフォームがアップグレードされると、コレクタのアップグレードが並行して実行されている場合でも、通常の vRealize Network Insight 処理を再開できます。アップグレード プロセスが完全に終了するまで、[インストールとサポート] 画面に「
Node Version Mismatch detected
」というメッセージが表示されます。
- サービスのアップグレード後、Nginx が再起動して移行プロセスが表示されます。そのため、ユーザー インターフェイスには短時間(1 ~ 2 分)アクセスできないことがあります。
- vRealize Network Insight は、Foundation データベースへのデータの移行を開始します。[データ移行のステータス] 画面には、次の項目が表示されます。
- 全体ステータス
- 経過時間
- 各テーブルのステータス
- 移行されたレコードの数
問題があった場合は、[移行ログのエクスポート] オプションを使用して、VMware サポート チームと問題の共有ができます。
- コレクタの PostgreSQL データも、アップグレード プロセスの一環として Foundation データベースに移行されます。ただし、ユーザー インターフェイスにコレクタの移行ステータスは表示されません。
- 移行プロセスの完了時、確認メッセージが表示されます。
すべてのプラットフォームとコレクタ ノードがアップグレードされます。
次のタスク
- vRealize Network Insight にログインし、タスクを実行します。
- 2 ~ 3 日後に、スナップショットを削除してディスク容量を確保します。