vRealize Log Insight は、NSX アラートが発生したときに NSX ログを動的に収集します。ただし、vRealize Network Insight は、NSX から 10 分ごとにデータを収集します。したがって、vRealize Network Insight に vRealize Log Insight を追加すると、アラート情報を待機することなく迅速にアラート情報を取得できるようになります。
vRealize Network Insight と vRealize Log Insight の統合環境では、vRealize Log Insight によって生成されるアラートが vRealize Network Insight で使用されます。セキュリティ グループが作成または変更されるたびに、NSX のログが vRealize Log Insight に送信され、対応したアラートが送信されます。アラートを受信した vRealize Network Insight は、セキュリティ グループが作成された NSX Manager をポーリングし、変更されたセキュリティ グループについて対応するデータを取得します。現在この統合では、セキュリティ グループの CRUD 関連アラートのみがサポートされます。
注:
vRealize Network Insight 5.0 以降では、NSX-T の通知メカニズムを使用して、アラートや変更情報を提供できます。したがって、
vRealize Log Insight 8.0 以降と
vRealize Network Insight の統合は必要ありません。そのため、この手順は無視することができます。
vRealize Log Insight は、NSX-T ログやその他の SDDC コンポーネントを直接監視するために引き続き使用できます。
vRealize Log Insight 4.8 以前のバージョンを使用している場合のみ、
vRealize Network Insight のデータソースとして
vRealize Log Insight を追加する必要があります。
前提条件
コンテンツ パックをインストール、構成、管理する権限を持つ API ユーザーである必要があります。