このセクションでは、vRealize Network Insight でサポートされている NAT フローの例がいくつか示します。

例 1

上のトポロジでは、E2、E3、LDR、仮想マシン(VM1、VM2、VM3、VM4)は NAT ドメイン E1 に含まれます。E1 より上位にあるもの(E1 のアップリンクなど)は、デフォルトの NAT ドメインに含まれます。上のトポロジは、次の要素で構成されています。

VM1 から VM2 のフローと VM2 から VM1 のフローが vRealize Network Insight で報告されます。同様に、VM3 から VM4 のフローと VM4 から VM3 のフローが報告されます。

例 2

上のトポロジは、次の要素で構成されています。
  • VM1 および VM2 は、E2 ドメインの一部です。
  • VM3 および VM4 は、E2 ドメインの一部です。
  • E2 および E3 の NAT ドメインは、E1 NAT ドメインの子ドメインです。
  • E1 は、デフォルトの NAT ドメインの単一の子です。
  • VM5 および VM6 は、E1 NAT ドメインの一部です。
上のトポロジでは、次のフローが vRealize Network Insight で報告されます。
  • VM5 から VM6 へのフロー
  • (VM1、VM2)から(VM3、VM4)へのフロー