vRealize Network Insight を使用すると、NSX-T Manager および NSX-V Manager から NSX オブジェクトの監査情報をすばやくキャプチャできます。この情報には、NSX オブジェクトを作成または変更したユーザー名、その操作が行われた日時、およびオブジェクトに対する操作の詳細が含まれます。

NSX-T Manager または NSX-V Manager で監査ログを有効にしている場合、vRealize Network Insight によって一部の NSX-T オブジェクトおよび NSX-V オブジェクトの監査の詳細を収集できます。

NSX-V

vRealize Network Insight によって 3 ~ 5 分以内に監査の詳細が収集される NSX-V オブジェクトのリスト。
  • SecurityGroup
  • SecurityGroupTranslation
  • FirewallConfiguration
  • FirewallStatus
  • IPSet
  • SecurityTag
  • UniversalSecurityGroup
  • UniversalSecurityGroupTranslation
  • UniversalIPSet
NSX-V オブジェクトの監査の詳細は、次のように検出アラート、プロパティの変更アラート、および削除アラートについてキャプチャされます。
  • Discovery

  • Properties Change

  • Delete

オブジェクトのタイムラインで監査情報を表示することもできます。

NSX-T

vRealize Network Insight によって監査の詳細が収集される NSX-T オブジェクトのリスト。
注: VMC ポリシー エンティティには、監査情報を使用できません。
  • NSGroup
  • NSService
  • NSServiceGroup
  • NSFirewallRule
    注: NSFirewallRule の削除アラートには、監査情報を使用できません。
  • IPSet
  • NSX ポリシー グループ
  • NSX ポリシー ファイアウォール ルール
NSX-T オブジェクトの監査の詳細は、次のように検出アラート、プロパティの変更アラート、および削除アラートが発生した場合にキャプチャされます。
  • Discovery

  • Properties Change
  • Delete

注: エンティティ ダッシュボードでは削除アラートを使用できません。ただし、アラートを検索して監査情報を表示することはできます。

監査情報を表示するサンプル クエリ

  • alerts where user = username
  • discovery alerts where user = username
  • delete alerts where user = username
  • change alerts where user = username