Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition をデータ ソースとして追加して、クラスタの詳細を vRealize Network Insight に取得することができます。

注: vRealize Network Insight では、VMware Tanzu Kubernetes Grid のすべてのサービスのうち、VMware Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition のみがサポートされます。

前提条件

  • 次のことを確認する必要があります。
    • データ ソースが vRealize Network Insight でサポートされている VMware Ports and Protocols に従っています。詳細については、VMware Ports and Protocolsを参照してください。
    • データ ソースとそのバージョンが vRealize Network Insight でサポートされています。詳細については、『サポート対象の製品とバージョン』を参照してください。
  • pks.clusters.admin 権限が必要です。
  • 対応する NSX-T Manager を追加する必要があります。

手順

  1. [設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [コンテナ] で [TKGI] を選択します。
  4. [新しい TKGI アカウントまたはソースの追加] 画面で、次の詳細を指定します。
    フィールド名 説明
    NSX-T Manager Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition 展開の基盤となるネットワークをサポートする NSX-T Manager を選択します。
    コレクタ仮想マシン 選択した NSX-T Manager に関連付けられている、対応するコレクタ仮想マシンが、vRealize Network Insight によって自動的に選択されます。
    注: NetFlow コレクタとして追加されたコレクタ仮想マシンは、リストには表示されません。
    API ホスト名 (FQDN) Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition API サーバの FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 クラスタにアクセス可能な Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition ユーザーの名前を入力します。
    注: ユーザーには pks.clusters.admin 権限が必要です。
    パスワード パスワードを入力します。
    注: 現在、 &,(,),|,<,>,` などの特殊文字を含むパスワードはサポートされていません。
  5. [検証] をクリックします。
    検証が成功しました というメッセージが表示されます。
  6. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  7. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  8. [送信] をクリックします。
    コレクタ仮想マシンから 1 つ以上の Kubernetes クラスタ マスター ホストにアクセスできません」というエラー メッセージが表示された場合は、コレクタ仮想マシンで次のコマンドを実行します。
    1. tkgi login -a TKGI_API_Server - u username -p password -k
    2. tkgi clusters

      クラスタの状態が 成功 になっていることを確認します。

    3. tkgi cluster Kubernetes_Cluster_Name
    4. telnet Kubernetes_Master_Host Kubernetes_Master_port

      プライマリ ホストが接続可能であることを確認します。

    5. step b で検出されたすべての Kubernetes クラスタに対して、step cstep d を繰り返します。