vRealize Network Insight では、Infoblox Grid を vRealize Network Insight の DNS データ プロバイダとして追加できます。

Infoblox DNS は、DNS を管理および制御するための高度なソリューションを提供します。また、Infoblox Grid を使用して、ネットワーク全体にわたり可用性の高い DNS を実現します。Infoblox からの DNS データは、ソースまたはターゲットの IP アドレスが物理デバイスに関連付けられている場合に、フローを強化する目的でのみ使用されます。

Infoblox の DNS データは、CSV を使用してインポートされた DNS データと共存します。

Infoblox には専用のコレクタは必要ありません。コレクタに Infoblox DNS データ ソースを構成した場合、同じコレクタを使用して他のデータ ソースを構成できます。

[考慮事項]

  • vRealize Network Insight の最新リリースでは、Infoblox に対してシングル グリッド モードのみをサポートします。
  • 最新リリースでは、A レコードのみがサポートされています。共有 A レコードは現在サポートされていません。
  • DNS の強化は、現在のリリースで物理としてマークされている IP アドレスに対してのみサポートされます。
  • 単一の物理 IP アドレスに対して複数の FQDN がある場合は、すべての FQDN が返されます。

前提条件

次の情報を検証する必要があります。

  • データ ソースとそのバージョンが vRealize Network Insight でサポートされています。詳細については、『サポート対象の製品とバージョン』を参照してください。
  • データ ソースが vRealize Network Insight でサポートされている VMware Ports and Protocols に従っています。詳細については、VMware Ports and Protocolsを参照してください。

手順

  1. [設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [DNS] で、[Infoblox] をクリックします。
  4. [新しい Infoblox アカウントまたはソースの追加] 画面で、次の詳細を指定します。
    オプション アクション
    コレクタ仮想マシン ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
    IP アドレス/FQDN IP アドレスまたは FQDN の詳細を入力します。
    ユーザー名 ユーザー名を入力します。
    パスワード パスワードを入力します。
  5. [検証] をクリックします。
    注: Infloblox API にアクセスするための API Privilege があることを確認します。
  6. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  7. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  8. [送信] をクリックします。

結果

Infoblox DNS データ ソースが 環境に追加されます。