物理フロー コレクタを追加し、sFlow および NetFlow レコードをコレクタに送信するようにスイッチを設定することができます。

NetFlow または sFlow に使用されるコレクタ仮想マシンは、専用のコレクタです。他のデータ ソースに使用することはできません。
注:
  • VeloCloud Edge フロー レコードの収集に物理フロー コレクタを使用しないでください。
  • Cisco ASR/ISR(SD-WAN 評価)の場合:
    • 環境内に既存のデータ ソースがある場合は、別のコレクタ仮想マシンを物理フロー コレクタとして追加して、NetFlow および sFlow レコードを収集します。
    • Cisco ASR/ISR(SD-WAN 評価)データ ソースのみがある場合は、同じコレクタ仮想マシンを使用して、NetFlow および sFlow レコードを収集できます。
他のデータ ソースをコレクタに追加しても、sFlow と NetFlow の物理フロー コレクタとして使用することはできません。

前提条件

次の情報を検証する必要があります。

  • データ ソースとそのバージョンが vRealize Network Insight でサポートされています。詳細については、『サポート対象の製品とバージョン』を参照してください。
  • データ ソースが vRealize Network Insight でサポートされている VMware Ports and Protocols に従っています。詳細については、VMware Ports and Protocolsを参照してください。

手順

  1. [設定] > [アカウントとデータ ソース] の順に移動します。
  2. [ソースの追加] をクリックします。
  3. [フロー] で、[物理フロー コレクタ (Netflow、sFlow)] を選択します。
    sFlow は、物理コレクタでのみ受け入れられます。
  4. [新しい物理アカウントまたはソースの追加] 画面で、[コレクタ仮想マシンの追加] をクリックします。
  5. [新しい Network Insight データ コレクタ仮想アプライアンスの追加] ウィンドウが開きます。[コピー] をクリックして共有シークレットをコピーし、vCenter Server のコレクタ サービスの OVA をインポートします。
  6. [完了] をクリックします。
  7. (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
  8. (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
  9. [送信] をクリックします。

結果

注: vRealize Network Insight は sFlow のパケット サンプルを収集するため、フローの完全なメトリックは表示できません。

次のタスク

フローを物理フロー コレクタにプッシュするようにスイッチを設定します。
  • 宛先(vRealize Network Insight で追加したコレクタ IP アドレス)を定義します。
  • フロー コレクタのポートを設定します。
  • ポーリング間隔を割り当てます。
注: 設定手順は、設定するスイッチによって異なります。詳細については、各スイッチのドキュメントを参照してください。