vRealize Network Insight は、インテントをシステム定義またはユーザー定義として分類します。

システム定義インテントとは、特別な設定が不要なインテントのことであり、編集や削除はできません。ただし、システム定義インテントのクローンを作成してユーザー定義のコピーを作成し、編集することはできます。システム定義インテントはデフォルトで有効になりますが、無効にすることもできます。vRealize Network Insight では、ユーザー定義インテントと呼ばれる新しいインテントを定義して設定できます。これらのインテントは編集、削除、および複製できます。ユーザー定義インテントを個別に選択するか複数選択して、有効または無効にすることができます。

定期的に、vRealize Network Insight はネットワークでそれぞれのインテントが満たされているかどうかを確認します。インテントの指定された条件がその時点で満たされていると判断された場合、インテントのステータスはパスとしてマークされます。インテントの指定された条件が満たされていない場合、この問題に対応するアラートが発生し、インテントのステータスは失敗としてマークされます。インテントに関連付けられたアラートが閉じられているか、アーカイブされている場合、インテントのステータスはパスとなります。

左側のメイン ナビゲーション バーから [インテント] 画面にアクセスできます。この画面には、すべてのインテントの数と、それぞれのタイプの数も表示されます。それぞれの数をクリックすると、特定のタイプのインテントをフィルタリングして、詳細を表示することができます。

vRealize Network Insight は、幅広い目的のためにさまざまなタイプのインテントをサポートしています。これらのインテント タイプは、次の 3 つの大きなカテゴリにグループ分けされます。
  • デバイスの健全性
  • ネットワークの健全性
  • STIG
    注: STIG インテントは次のデバイスでのみサポートされます。
    • Cisco ASA、Cisco Catalyst、Cisco Nexus
    • Juniper EX、QFX、Palo Alto

インテント タイプまたはインテント カテゴリに基づいて、インテントをフィルタリングできます。各インテントで発生したアラート数が表示されたら、この数をクリックし、アラートの詳細を確認できます。

また、使用可能な各インテントのインテント ステータス(パスまたは失敗)および重要度(重大、中、警告、情報)を表示することもできます。

また、名前に基づいて、リスト内のインテントを検索することもできます。