vRealize Network Insight では、VMware vCenter Server を データ ソースとして追加できます。
複数の VMware vCenter Server を vRealize Network Insight に追加して、データの監視を開始できます。
前提条件
- VMware vCenter Server の事前定義ロールには、root レベルで割り当てられた、子ロールに伝達が必要な次の権限が必要です。
- System.Anonymous
- System.Read
- System.View
- Global.Settings
- IPFIX の設定と使用には、次の VMware vCenter Server 権限が必要です。
- Distributed Switch:変更およびポート設定操作
- dvPort グループ:変更およびポリシー操作
注: IPFIX は、VMware ESXi の次のバージョンでサポートされています。
- 5.5 Update 2(ビルド 2068190)以降
- 6.0 Update 1b(ビルド 3380124)以降
- VMware VDS 5.5 以降
- 仮想マシン間のパスを特定するには、データセンター内のすべての仮想マシンに VMware Tools をインストールする必要があります。
VMware vCenter Server でのロールの詳細については、『
vSphere セキュリティ ガイド』を参照してください。
手順
- の順に移動します。
- [ソースの追加] をクリックします。
- [VMware のマネージャ] で、[VMware vCenter Server] を選択します。
- 次の詳細を入力します。
オプション |
アクション |
コレクタ仮想マシン |
ドロップダウン メニューからコレクタ仮想マシンを選択します。
注: コレクタごとに最大 10 台の
VMware vCenter Server を追加できます。
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IP アドレス/FQDN |
VMware vCenter Server の IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名を入力します。
注: IP アドレスまたは FQDN のいずれかを使用してデータ ソースを追加する必要があります。IP アドレスと FQDN の両方を使用してデータ ソースを追加しないでください。
|
ユーザー名 |
次の権限を持つユーザー名を入力します。
- [Distributed Switch]:変更
- [dvPort グループ]:変更
|
パスワード |
VMware vCenter Server システムにアクセスするための vRealize Network Insight ソフトウェアのパスワードを入力します。 |
- [検証] をクリックします。
検出された仮想マシンの数が、プラットフォームまたはコレクタ ノードのキャパシティを超えている場合、検証に失敗します。プラットフォームのブリック サイズを増やすか、クラスタを作成するまでは、データ ソースを追加することはできません。
フローがある場合とない場合の各ブリック サイズの指定されたキャパシティは、次のようになります。
ブリック サイズ |
仮想マシン |
フローの状態 |
大 |
6 k |
有効 |
大 |
10 k |
非アクティブ |
中 |
3 k |
有効 |
中 |
6 k |
非アクティブ |
- IPFIX を有効にするには、[この vCenter Server での Netflow (IPFIX)] を選択します。
IPFIX の詳細については、
Distributed Switch および DVPG での IPFIX 構成の有効化トピックを参照してください。
注:
- NSX-T Edge が接続されている DVPG では IPFIX を有効にできません。
- VMware vCenter Server と VMware NSX Manager の両方で IPFIX を有効にすると、vRealize Network Insight は、関連付けられた vCenter Server で一部の DVPG で IPFIX を無効にして、フローの冗長性を自動的に検出して削除します。
- 高度なデータ収集ソースを VMware vCenter Server システムに追加します。
- (オプション) [ニックネーム] テキスト ボックスにニックネームを入力します。
- (オプション) [メモ] テキスト ボックスには、必要に応じてメモを追加できます。
- [送信] をクリックします。
結果
VMware vCenter Server システムがホーム画面に表示されます。