vRealize Network Insight では、アプリケーションと階層の命名設定を行うことができます。vRealize Network Insight で命名設定を行うと、使用している設定に合わせて既存のアプリケーションと階層の名前が変更され、新しく検出されたすべてのアプリケーションと階層に、選択した命名設定に基づいて名前が付けられます。
vRealize Network Insight ではデフォルトで、アプリケーションと階層の一部である仮想マシンの名前に基づいて、アプリケーションと階層の名前が付けられます。仮想マシンの名前が論理的でないか、意味がない場合、アプリケーションと階層の名前は、実際のアプリケーションや階層を見つけるのに役立ちません。
バージョン 6.2 以降では、アプリケーションと階層の命名設定を行えるようになりました。
vRealize Network Insight によって、既存のアプリケーションと階層の名前が自動的に変更され、新しく検出されたアプリケーションと階層に、設定された命名設定に基づいて名前が付けられます。命名設定を行うと、アプリケーションと階層に論理的な名前または意味のある名前を作成できます。
注: アプリケーションと階層の命名設定機能は、フロー ベースのアプリケーション検出でのみ設定できます。
手順
- [フロー] タブの [範囲] バーで、[変更] をクリックします。
- [検出設定] ウィンドウで、[アプリケーションと階層の命名] をクリックします。
- [アプリケーション] ドロップダウン メニューから、追加する命名設定を選択します。
次のいずれかの命名設定を選択できます。
- 仮想マシン名
- 仮想マシン タグ
- セキュリティ グループ
- セキュリティ タグ
- ロード バランサ (仮想サーバ)
vRealize Network Insight では、選択したプロパティに基づいて、アプリケーションの名前が変更されます。選択内容によってアプリケーション名がどのように変更されるのかについては、[ヒント] セクションで確認できます。
- [階層] ドロップダウン メニューから、階層用の追加する命名設定を選択します。
- ドロップダウン メニューに希望する命名設定が見つからない場合は、カスタム プロパティを設定した .csv ファイルをアップロードできます。.csv ファイルをアップロードするには、[アプリケーションと階層に命名するための CSV のアップロード] チェック ボックスを選択し、アップロードするファイルを参照して選択します。
- [送信] をクリックします。
アプリケーションまたは階層が選択した命名設定と一致しない場合、仮想マシン名に基づいてアプリケーションまたは階層の名前が変更されます。