負荷の増加に応じて、プラットフォーム クラスタをスケールアップできます。負荷に基づいて、ブリックサイズを増やすか、プラットフォーム クラスタを作成または拡張するかのいずれかの方法でスケールアップが可能です。3 つの LARGE プラットフォーム ブリックを接続して、1 つのプラットフォーム クラスタを形成することができます。プラットフォームのブリック サイズが LARGE または EXTRA LARGE の場合は、プラットフォーム クラスタを作成してスケールアップする必要があります。

プラットフォームのブリック サイズとプラットフォーム ブリックの数の決定については、システムの推奨事項と要件を参照してください。

注:
  • プラットフォーム クラスタをスケール アップする前に、クラスタのバックアップを作成する必要があります。バックアップおよびリストア プロセスの詳細については、ナレッジベースの記事KB55829を参照してください。

  • プラットフォーム クラスタは、高可用性構成をサポートしていません。クラスタを最適なパフォーマンス レベルで動作させるために、すべてのプラットフォーム ノードが稼動している必要があります。

プラットフォーム クラスタのスケールアップ シナリオ

シナリオ 実行するアクション
プラットフォームで 5,000 台の仮想マシンと 150 万のアクティブ フローが実行されている場合。 プラットフォームを MEDIUM から LARGE に変換します。セットアップのブリック サイズの増加のトピックを参照してください。
プラットフォームで 9,000 台の仮想マシンと 200 万のアクティブ フローを持つ LARGE ノードが実行されている場合。 LARGE ブリック ノードを 2 台追加して、3 ノードの LARGE ブリック クラスタに変換します。『vRealize Network Insight ユーザー ガイド』の「クラスタの拡張」を参照してください。
プラットフォームで 1 つ以上のコレクタ、15,000 台以上の仮想マシンと 400 万のアクティブなフローを持つ 3 ノードの LARGE クラスタを実行している場合。 既存のプラットフォーム ノードを LARGE から EXTRA-LARGE に変換します。セットアップのブリック サイズの増加のトピックを参照してください。
プラットフォームで 1 つ以上のコレクタ、25,000 台以上の仮想マシンと 800 万のアクティブなフローを持つ 3 ノードの EXTRA-LARGE クラスタを実行している場合。 EXTRA-LARGE ブリック ノードを 2 台追加して、5 ノードの Extra-LARGE クラスタに変換します。クラスタの拡張またはスケール アウトのトピックを参照してください。